最近、多い問合わせが、「不動産屋さんから紹介された司法書士さんの見積書を見ると、異常に高いような気がするのですが、妥当でしょうか？」というもの。

時々、勘違いされるのが、登録免許税の額。

それなりの不動産の場合には、かなりの額になり、それも司法書士の報酬と勘違いされるケースが時々あります。

登録免許税は基本的にどこの事務所に依頼しても同じ金額になります（オンライン申請の有無で多少変わることもあります）。

そうでない司法書士報酬の部分については、事務所ごとに報酬規程がありますから、それが妥当かどうかなんて、聞かれても困ります・・・。


数日前に、こんなご相談がありました。

司法書士の見積書をずっと見せて欲しいと、司法書士を紹介した不動産屋にずっと言い続けていたところ、決済の3日ほど前にようやく見積書を見せてくれた。

これを見ると、司法書士報酬がかなり高額のような気がしますが、妥当でしょうか？


・・・妥当かどうかはわかりません。

「もし、納得できる金額でないなら、その旨を伝え、すぐに断るべきです」とアドバイスをしたのですが、直前に司法書士を切り替えるのは困難なわけで・・・

すでに書類もできているらしい、という話でしたから、見積書もかなり前にできていたはずで・・・もしかすると、早めに見積書を提示して、高い、安いと他と比べられるのを免れようとしたのでしょうか・・・


不動産屋が紹介する司法書士は基本的に他と比較されることなく、司法書士報酬の額はインターネットで調べて比較すると高額に感じる場合が多いと思います。

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