登記って必ず司法書士に頼まないといけないのか?

答えはNOです。個人差はあると思いますが時間と労力をかければできないことはありません。昔とちがい今は法務局で親切に教えてくれますし、各種HP上でも調べられます。でも売主が他人の場合はどんなトラブルがあるか分かりませんから自分でなされるのはおすすめしません。
実際に、売主が違う人でだまされたとか、お金を払ったのに手続きできないということもあるからです。

ただし、住宅ローンを組んで家を購入する場合は自分でするのはNGです。銀行は抵当権の設定ができることを条件に融資をするわけですが、貸主×借主といういわば対立構造の登記手続きを借主にまかせるというのは考えにくいからです。仮に司法書士が家を購入して住宅ローンを組んだとしても、その司法書士自身が登記手続きをするというのは金融機関との間に余程の信頼関係がなければ難しいと思います。

住宅購入時に色々な費用を工面する中で、なんとかこの費用を節約できないかと考える気持ちよく分かりますが、最終的には頼まざるを得ないことを覚悟して、あとは見積もりをとって自分で司法書士を探すしかないかもしれません。
ただし、住宅購入時の登記費用で一番のウエイトを占めるのは間違いなく登録免許税!つまり税金です。これは住宅ローン減税の対象となる不動産とならない不動産では何十万という開きがあります。だからまず登記費用を安くしたいのであれば、ローン減税の対象となる不動産を購入するのがいいということになります。
また、土地数の多いものや、マンションで敷地と建物がバラバラかつ共用施設が多いもの、住宅ローンを分けて組む場合などは手続きも煩雑になるため、司法書士費用も高額になってくると思います。
こんなことも頭の片隅に置いた上で、お気に入りの住宅を探してもらうと、あとでそんなに高いの登記費用、それなら自分でできないかしらと思わずにすむかもしれません。



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