2008年 12月の記事一覧

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08年12月29日 00時55分50秒
Posted by: saorishihousyos
千葉県在住の男性がお金を返してもらえないなら・・と実力行使!相手の家をシャベルカーで壊そうとして現行犯逮捕された記事を読んでびっくり。すごい回収方法を思いつく人だなぁ。詳細は分からないけれど10年前に貸したお金ということなので、もう時効になっていて、単なる嫌がらせだったのかもしれない。

それにしても返したお金、確かに返してもらえないのはくやしい。なんとしても返してもらいたい。どうしたらいいか?こんな相談が暮れの市民相談会でもありました。
借用書のようなものでもあって貸し金だということが明確であればまだいいのですが、口約束だったり、共同事業への出資金や、何らかの目的で預けたお金だったり、どんな契約に基づくお金のやりとりだったかによっては返済してもらえない可能性だってあります。

そこで、まず必要なことは誰と誰との間で、いつ、どんな目的でいくらの金銭を貸したか、返済方法はどうするのか、利息はつけるのかといった基本的な事項を必ず書面にしておくことです。例えば相手が個人なのか会社なのか、会社でも代表権のある人と取引するのとない人と取引するのでは、会社へ帰属しない場合が出てきます。
相手の就業先や給料日、給料の振り込まれる口座、法人であれば主要取引先、取引口座なども確認しておくと、後日強制執行をするときに役にたちます。
さらに、ダメ押しするなら公正証書まで作成しておけば、かなり安心です。

これをやっても、でも返してもらえないときは、まずは電話・訪問・手紙などいずれの方法でもとにかく相手に連絡をとること!そして相手の出方によって裁判してもよし。徹底した態度が必要です。もしあなたが何の書類もなくお金を貸しているのであれば、このときに何が何でも返済の合意書を相手に出させることも肝心です。

この請求方法は人それぞれなのでしょうけれど、ブルドーザーで他人を脅すのはもちろん論外。もう少し早く法律相談に行っていたら良かったのに。可哀相です。

こんなご時勢なので金銭トラブルもきっと多いのでしょうね。借りたら返すのが当たり前とはいっても、貸すときにはやっぱり最低限のことをやっておかないと、あとで泣きをみることになりかねないですよね。

私も貸して返ってこない金銭あります。でも相手は連絡すればきちんと応対して、現況報告なども誠意をもってしてくれるので、とりあえず信じて待つことにしてます。最終的にどうなるかはわかりませんが・・。
返す方も、遅れるなり、無理なりといったことをちゃんと伝えてくれたらいいのに、これをしてもらえないと怒りたくもなりますよね。

暮れにこんな話もなんなので今日はこれくらいにします。


08年12月27日 07時53分59秒
Posted by: saorishihousyos
三年前に働くママになり、一番つらかったのは炊事、洗濯、そして掃除です。DINKSでいいかなという時代は主婦業は自分の好きにやればよかったけれど、子供がいるとそうはいかない。まして二人できたときは、家はちらかっているのに掃除ができない!という事態が続き、イライラとした日々がありました。

そこで思いついたのがハウスクリーニング!炊事洗濯掃除子育てパーフェクトにこなす専業主婦の母の元で育った私は、そんなことを人に頼むなんて、自分が手抜きしているのでは?という思いがありました。
そして主人もそんなこと人に頼むくらいなら俺がやると言ってました(絶対やらないと思うのですが・・・)

でも家に人が来るのだから・・誰に頼んでもいいというわけじゃないよな・・と悩んでいたところ、実家の隣のお宅をピカピカにしてくれる好青年がいるという話をきき、思いきってお願いしてみました!もう一年になります。

彼はアメリカでハウスクリーニングが広く一般的に使われていることを知り、これは日本でもこれからはやる!と確信。一人起業したそうです。
その腕は本当にすばらしいです。
そして金額もとてもリーズナブルだと私は思う。
彼に掃除をしてもらうと、水周りはいつもピカピカだし、「自宅でホテルライフを」を自称するのは嘘ではない!

この話を友人にしたところ、節約ママを自称する彼女もマンションの換気扇や窓お願いできないかな?なんていい始めました。確かに最近のマンションは窓が高すぎてとても掃除できない・・この辺はマンション業者も考えてくれないのかなと思う。

というわけで身近にハウスクリーニングの輪を広げつつあります。贅沢という反論はあるかもしれない・・でもものは使い方、試してみてもいいのかな

余談 反対していた主人も今はすっかりハウスクリーニング推進派になりました。

BIGHUGさん今年も大掃除お願いしてすみません。いつもきれいにしてくれてありがとう。
ご紹介もしますので、興味ある方はご連絡くださいね。
08年12月27日 07時33分51秒
Posted by: saorishihousyos
司法書士になって今年で11年になります。開業したころは県内で一番若い女性司法書士事務所でした(笑)
開業のきっかけは、お世話になった女性司法書士の突然死です。重い心臓の病気にかかり、余命半年の宣告を受けた彼女からバトンを受け取って開業することになりました。暮れになると彼女が手術前に書いてくれた遺書を見ます。手術後そのまま目覚めることなく年明けに亡くなった女性がいつも私をどこからか応援してくれているような気がします。

そんな理由もあって、私は相続手続きにかける想い入れが深いです。当時20代で、人の死をどこか客観的にしか見られなかった自分がいました。でも身近な人が突然亡くなるということが、遺された人にとってどれほどの悲しみか、どれほどの負担か身にしみたことをよく覚えてみます。
今は遺された方もご高齢だったり、お子さんたちもお仕事があって忙しかったり、悲しみの中、いろいろな問題に直面し、途方にくれる方も多いことと思います。
そして、それをどこに相談したらいいのか分からずにおられる方も多いのでしょうね。

だから事務所では、相続後の手続き、事前準備をどうしたらいいのかを全面的にバックアップできる方法をいつも試行錯誤し、お客様の要望に応じてすべてに対応できることを目指しています。

私の事務所は駅近ということもあり、すでに手続きが終わった方も時折お寄りくださって、近況のご報告や今後のことなどお話されることがたくさんあります。年一度は必ずというお客様もおられます。

事務所がお客様のひとつの安心できる場所となって、お客様の心の支えになれることが大きな喜びでもあります。

一人ですべて抱えることなく人に相談したり、お願いすることで楽になれることがたくさんあります。
ですから信頼できる相談所をひとつつくっておけたらいいですね。





08年12月21日 14時49分27秒
Posted by: saorishihousyos
司法書士は遺言作成のお手伝いもしています。どんなことをするかといえば、内容の法律チェックや、経験談をもとにこんなことも書いてみてはどうか?とアドバイスしたり、内容によっては他の専門家と連携して税務・保険・年金などふくめた総合的なアドバイスもしています。

大抵の方は、自分で書かれた遺言をご持参され、これでどう?大丈夫ですか?と言われます。もちろん、自分で書いた遺言だって、問題ないです。

でも自分で書いた遺言は、あとで「検認」という少し面倒な手続きがあって、死後すぐに開封ができなかったり、特に司法書士の立場から言うと、不動産の名義変更をするのに適していない表現だったりしてせっかくあってもこれでは手続きができない!なんてトラブルも多いのが現実です。

また、本当に本人が書いたのかなんて争いにも発展しかねない。最近でも、人気の老舗カバン店、一澤帆布の相続めぐる“骨肉の争い”なんか有名ですよね。
あれは、金持ちの家の話でしょ?なんて思わないでくださいね。実際には、普通の家1軒をめぐって兄弟争うなんていうのが日常茶飯事なんです。

そういうわけで、専門家としては、やはり公正証書での遺言作成をお勧めしています。
費用はかかりますけど、公正証書というのは法律の専門家である公証人が作成する公文書(つまり役所で発行する住民票や戸籍と同じ)なのでとても信頼性が高く、あとで争いになりにくいというわけなんです。

最近は専門家を通さずに、直接公証役場へ相談に行かれるという一般の方も多いようですが、そんなとき、どこに行ったらよいか迷いますよね。
もし、横浜在住でお悩みの方がいらっしゃれば、上大岡公証役場の八田先生がイチオシですので、どうぞご連絡してみてください!
専門用語を使わずにいつも丁寧に、優しく説明してくださいます。そして、こだわりの文面がある方にも、うまく法律の文言と融合させて素敵な遺言に仕上げてくださいます。

スタッフ女性も清楚で素敵な方ですよ。

08年12月20日 22時51分55秒
Posted by: saorishihousyos
最近リサーチして驚いたことが!私のまわりの専業主婦の方たちは、自分名義の通帳をもっていないらしい」。理由を尋ねると「旦那さんの通帳で足りるから」とのこと。
確かに給料が振り込まれるのは旦那さんの通帳。そこから生活費を下ろせばいいわけだし、現金がなければカードを使えばいいなんてなれば必要ないかもしれませんね。でも本当にそれでいいのかしら?

ある知人は、ご主人が消費者金融から知人に隠れて借金をしていることを知り、それ以来自分名義の預金口座を作って、自分の資産を確保することにしたらしい。
こんな例えを出すのはなんだか寂しく、妻名義の預金なんてなくても夫婦でうまくやっていけるのが一番なんだと思うのですが。

でも今は預金を引き出したり、振込みしたりするのも本人確認の手続きが厳格で苦労しますよね。もしご主人名義の資産しかなかったら、突然ご主人が病に倒れたりしたら大変です。こんなお客様も私は実際に知っています。

それで結論からいうと、やはり今の時代は外見は夫名義、実質は夫婦共有(実質は妻!というfuji-noさんのようなご家庭も数多くあるかしら??)ではなく、名実ともに共有にしておいたほうが、いざというときには安心だと私は思うのです。

人生にはどんなことがあるかわからない・・というのは仕事を通じて出会うお客様から学ばせていただいたことです。だから自分だけは無関係なんて思わず、できることは普段から準備しておいたほうがいいのでしょうね。

余談ですが、私の記事をみて、よし私名義の預金も作っておこうと決心した方がいらっしゃったとしても、あまり高額な金額の移動は夫婦間贈与として贈与税の課税対象になる場合もありますのでご注意を。あくまで普段のこころがけということでご理解ください。

それから・・そんなの必要ないでしょという男性陣に必要なのよと言えずにいる女性達もいるので、このことは男性から提案してくれたらと願う私です。
男性の皆様 身勝手な提案でゴメンナサイ。。
08年12月17日 22時05分39秒
Posted by: saorishihousyos
私の事務所では相続や遺言に関するご相談がたくさん寄せられます。
父親が再婚しました、そして亡くなりました、父は「妻に全財産を相続させる」という内容の自筆遺言証書残しました、先妻の子の私たちは何ももらえないの?あんなに父の面倒をみたのに・・・。先祖代々の土地はどうなるの?
数年前にこんな相談がありました。
確かに遺言書にはそう書いてあります。逆にそれ以外には何も書いてない・・父親はいったいどんな気持ちでこの遺言を書いたのでしょうか?
この遺言があっても、遺留分減殺請求をすれば全体の2分の1までは取り戻せますよと私はアドバイスしましたが、結局相談者は父親の意思を尊重することにしました。
そして、数年後、後妻さんに介護が必要になり、結局先妻の子が面倒を看ました。でも後妻さんが残した遺言は「自分の甥姪に全財産をあげる」というもの。こんなひどいことがありますか?と相談者が再びやってきました。

相談者と後妻さんがどんな人間関係なのか、他人からは推し量れないものがあります。遺言は自由にできるものです。でも後妻さんが元気でおられるなら、今後の介護のこともあるし、正直な気持ちを話されたらいかがでしょうか?と私はお話しました。
その後、その遺言は撤回されたそうです。

遺言を書くとき、本やメディアなどの情報をもとに自己流で書かれる方も多いと思います。
それで必要、十分な場合もあります。でもやっぱり専門家に一度は相談されることをお勧めします。
役所などで無料相談もやっているはずですから行ってみて下さい。

そして、これから遺言を準備されようとしている方にはお願いです!
遺産を分けない方がいる場合は、その方にも是非なにか言葉を遺してあげてください。
それがあるのとないのでは、遺された方のお気持ちが全然違うと思うのです。
今回の相談者のお父様にも、そうしてもらえたら、また少し状況が違ったのかもしれないなと思う私です。
08年12月16日 12時17分49秒
Posted by: saorishihousyos
14日の寒い日曜日。広尾のレストランで元タカラジェンヌの大原ますみさんのショーへ行ってきました。
普段は子供もいるので、なかなか出られないのですが、今回は義母がみてくれることになり、久しぶりの外出。ゆっくり食事ができるのも本当に久しぶりのことです。

大原さんは、キワニスクラブを通じて知り合ったのですが、すごい活躍をされているにもかかわらず、どたなにも優しい心配りを自然となされる本当にすばらしい、尊敬する女性です。そして、いくつになっても本当可愛らしくて女性の鏡です。
今年は、源氏物語1千年記念、宝塚時代の紫式部の役にちなんで雅叙園で公演をなさったりしたこともあり、ショーでは透き通る歌声で「紫式部」や宝塚メドレーを披露してくださいました。

日ごろママ業にも忙しい私には本当に夢のひととき!
翌日には、ご丁寧にお礼の電話までいただきまして、ひたすらそのお心遣いに恐縮しています。

かざらずおごらず、でも自然体でおられる姿にひたすら感服。

「女性の品格」なんて本もはやりましたが、身近な素敵な女性の姿をみて、我が品格も磨かなければと思いました。


08年12月12日 18時19分21秒
Posted by: saorishihousyos
今年自己破産の手続きをしたお客様からランチのお誘いをうけました。手続きのお礼ということで、水晶とオニキスのブレスレットをいただきました。彼女によれば、オニキスという石は邪気をはらって正しい決断力、判断力を後押ししてくれる効果があるということ。正に私に必要な石かもしれない!! やさしい心遣いに私のほうが感謝です。

彼女も相談にくるまで、二年間苦しんだそうです。そしてやっと勇気をもって私の事務所にやってこられました。債務整理の相談に来られる方は、大半が真面目で、真面目に返そうとした結果苦しい思いをされています。でも一度勇気をもって相談すれば、きっと気持ちが晴れ、新しい一歩が踏み出せる、だからはじめの一歩の勇気をもってほしいと思います。

報酬が払えない・・そんな心配をされる方も多いのですが、その方の経済状況によっては、法テラスというところを利用して、費用を援助してもらえたりもします。利用可能な方はぜひ使っていただきたいと思います。

さて、ブレスレットをプレゼントしてくれた彼女は、免責が下りたら、手作りでエステサロンを立ち上げたいと意欲満々。数ヶ月前とは打って変わった笑顔です。

彼女も迷って迷って決断した自己破産ですが、こんなふうに、新しい一歩を踏み出せたかと思うと、手続きしてよかったなと思う次第です。
08年12月11日 12時01分16秒
Posted by: saorishihousyos
こんにちは。司法書士の明石里織(あかしさおり)です。
横浜市金沢区で開業してます。
三歳の女の子、一歳の男の子のママです。
このブログでは、日々のお客様からの相談や、働くママの苦楽、などなどつづっていきたいと思っています。

「優しく頼れる」というキャッチフレーズは、誇大広告?とも思うのですけれど、尊敬する仕事上のパートナーの方が自身のブログで、「彼女の仕事は、若いけれど、とても優しくて頼りがいがあるんです」と紹介してくれたことがとてもうれしく、使ってしまいました。(若い・・の部分は余計です)

司法書士として適切な法律アドバイスができたり、事務処理できることはもちろんのことです。

でも、たくさんいる司法書士の中で、私と出会い、ご相談、ご依頼いただいたからには、私にお願いして良かったと思ってもらえる、お客様と心の通い合う仕事をしたいと思っています。
どんな仕事もそうですよね。

そんな気持ちで今日も仕事に励んでいます。
08年12月09日 21時52分23秒
Posted by: saorishihousyos
神奈川県横浜市金沢区谷津町339
司法書士ソレイユ事務所
明石 里織

s-akashi@marine.odn.ne.jp
TEL:045-701-6511
FAX:045-701-6522
優しくて頼りになる横浜の女性司法書士に相談してみませんか?

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