2年前の平成29年12月の依頼話 No.397
記事投稿日時:2019年12月18日水曜日
投稿者:司法書士川崎恭也事務所 カテゴリー: General
2年前の12月に相続登記を依頼されました。相続人の女性の話では最初は廃業された先生の所へ行ったそうです。看板もなくやっていなかったので帰ったそうです。それで地元の堀切町の長老宅へ行ったそうです。そこの長老宅の息子さんが郵便局の前でやっている先生を紹介されたと私の所へ来ました。相続の話を聞くと先妻の子が二人いるけどどうすればいいかと相談されました。私は簡単に協力金を払いましょうと言いました。子供二人の捜索に入りましたところ先妻の両親の養子になっていました。この先妻の両親が転居を何回もするんですよ。探し出すのに大変でしたよ。二人の子供も苦労したと思いますね。やっと探し出したところが千葉県で仲良く同居していました。平成30年1月に手紙を出しました。私もうっかり忘れていましたとこへ電話が来まして、最初は千葉からの普通の電話かと思いました。話している最中に急に思い出しまして、私も「はいはいはいはいはい分かりましたと」言ってしまいました。私もあなたたちの父親が亡くなって相続に協力してほしいとの手紙を出しています。勿論、戸籍や相続図も送っていますので嘘書類ではないと分かったと思います。電話の話は相続に協力すると言ってました。印鑑証明書を相続以外に使わないとの誓約書が欲しいとのことでした。早速送付しました。すぐに相続書類を送ってこられて相続登記が完了しました。一人は未婚一人はシングルマザーでした。いろいろ苦労したと思いますね。一軒家に住んでいましたので、二人でお金をためて家を買ったと思います。小学生の時に母が離婚して、母はすぐに結婚(再婚)でいなくなっていますからね、ひどいものですよ。小さい時から姉妹二人で仲良くやってきたと思います。父親が生きているか死んでいるかも知らなかったけど、私が戸籍を送って初めて父親のすべてが分かったと思います。この二人に私も少しは感謝されているかもしれませんね。しかしすぐに登記が出来て本当に良かったです。
尚長老宅は堀切町でも有名なお宅でして、私もテレビで真夜中になるとこのお宅がテレビに出まして、最後はこのお宅の子供が眠りについている画面が出て放送終了になりました。この子供が私を紹介したのかもしれませんね。ありがたいことです。
- 記事投稿者情報 ≫ 司法書士川崎恭也事務所
- この記事へ ≫ お問い合わせ
- この記事のタグ ≫ 仕事の話