この相談者の住居は中山町です。小中山町より手前の町に住んでいる町民の方です。この方は廃業された先生がいなくなった平成20年頃になって登記の依頼にくるようになりました。売主として来られましたね。勿論買主の方が登記料を支払いました。その後もう一度売主として来られました。勿論これもまた買主の方が登記料を払いました。ここまでならば私をよく知る事ができて良かったと思います。しかし、ここの地区はあまり私の事をよく思っている方はあまりいませんでした。ここの地区には今はトミーが先生となって頑張っています。この話はトミーがまだ仕事を始めるほんの少し前の話です。2回も売主としてこられたこの相談者は、ついに買主として登記をしなくてはいけなくなりました。電話で私に買主の登記料を聞いてきました。私も2度売主で来ておられましたので、丁寧に応対しました。「買主の登記料は何万円ですよ」と言ったとたん、「ええー」と絶句しました。すぐ分かりましたよ、ああこの人は既に売買登記をして登記料を払ったのだと思いましたよ。すぐに「ガチャン」と音がして電話が一方的に途中で切られてしまいました。余程私の値段が安くて驚いたのだと思います。この地区は42人42筆の共有地で有名な青年畑と言われた農地の単独名義の登記をしたところですからね。あまり私の事をよくい言う人はないかもしれませんが、2回も売主として来て頂いたにも関わらず、買主の時には相当な外野の口コミ話を聞いてしまったのだと思います。残念無念後の祭りですか。

 

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