元日は和地町で付き添いの御呼ばれに同席しました。　その１　Ｎｏ２８６

記事投稿日時：2016年01月04日月曜日

　元日も朝飯をシティーホテルで済ませました。元日ですので、少し遅めの朝飯でした。ちょっとだけ品数が多かったですね。食後、その足でお友達のお家に寄りました。お友達の話では、和地町の方に昼ご飯を食べに来てほしいと言われているそうで、私にも一緒に行かないかと言われました。やれやれ朝飯を食べた後ですが即、行くことにしました。和地町は勿論、渥美町内にありまして、本来は私の仕事場ですよ。和地町は私的には南の漁場（サブちゃんの歌？）ですからね、ここで付き添いでついて行かなければ男がすたります。お友達が「もう一人連れて行くがいいですか？」と聞いていましたね。聞いてOKだそうでした。よしこれで腹は決まったぜ。どんなお宅ヘ行くのか、サイコロ賭博（占いの本に強いと書いてありました）に強い私としては何が出てきても男を見せてやるぜ、と思いました。出かけたのは１時過ぎていました。お友達はほんの少し前の日にもこのお宅へ行ったそうで、このへんだったと思うといいながら、うろうろ捜していました。私の車で行ったのですが、結局近くの民家に友達は聞きに行きました。この方の名前を車中で聞いていましたが、私も知っている名前でした。確かにこの名前は和地町に有ります。　多くある名前では有りませんが、有りますよ。昔は和地、小塩津、堀切、伊良湖、日出町など太平洋に面した表浜は私の漁場でしたが、いつの間にか、中国人に漁場を奪われてしまいました。それでも時々来て下さる依頼人はいますよ。ホントに懐かしさのあまり涙が出ますよ。話を戻します。そのお宅は海辺に近いところに住んでいまして、入口に漁具がところせましに置いてありました。漁業をしているそうで、もぐり（潜水）の漁師さんでした。中に通されると既に料理が用意されていました。渥美半島の表浜は、こう見えてもでかい岩ガキも採れますし、イセエビやサザエも採れます。その生岩ガキもレモン付きで出ており、サザエの刺身も出ていました。勿論今まで見たこともないユーマの様なとんでもない大きさの伊勢海老が出ていました。長さ３０センチはありますよ。刺身で出ていました。おせち料理も重箱に入れて二人分出ていました。私も友達に目配せをしながら、小声で｢OO円はするぞ」と言ってしまいました。ぐるない等テレビのみすぎですかね。車の中で聞けば昔ホテルの料理長をしていたそうでして、この方の料理の腕は本物だと思いました。重箱の卵焼きも朝のホテルの卵焼きと全く違う味でした。私も時々三河湾で歩いて拾えるナマコを取りますが、ナマコの酢の物と、あのナマコの肝も出ていました。肝の作り方はネットで調べてみましたが、本物は食べたことがありませんでした。これは味わう最高のチャンスでした。（肝は重箱に入れて一部持ち帰り、おばあさん料理長さんに味わってもらいました）　やはりお酒を飲みながら肝を味わってみたくなりますよね。ついつい日本酒とビールも飲みながら食べていました。酔いがさめてから帰りましたのでご安心ください。

　この漁師の方には悲しい話がありました。
その２へ続きます。