4人4筆の共有地(青年畑とは別の話)その5 No.365
記事投稿日時:2018年08月29日水曜日
投稿者:司法書士川崎恭也事務所 カテゴリー: General
6前ほど前にもこの様な共有地を見つけました。そこは2人2筆の共有地でした。農地転用が絡んでおり、どうしても所有者が同一家族かどうか調べる必要があり、土地1筆を閲覧しました。別家族でした。相続登記の落ちがあり、相手に電話しました。しかし、この人は、けちな社長さんだと聞いていましたので、仕事にはならないかもしれないと思いました。案の定、相続登記の報酬値段を聞いてきましたよ。私もこの人の相続登記は、廃業された先生で登記をしていると思いました。この先生で登記をしたのなら、たぶん相続図がありませんので、相続図を一枚作らなくてはならないだろうと思い、私も丁寧にその費用を入れて値段を言いました。結局何も言ってこなかったですね。この男は時々新聞にも載る様な男ですよ。なかなかのアイデアマンで仕事をしてきた男です。しかしけちだと聞いていましたので、私も二度目に電話を入れました時に、怒りがこみ上げてきまして、ついに怒りました。「このまぬけ、しっかりせんか、アホー」と大声で怒鳴っていましたね。向こうはきょとんとした雰囲気で聞いていたと思いますね。実を言いますと、この会社では中国人の女たちが、働きに来ており、私に小麦粉を買ってきて欲しいと頼まれるんですよ。今はもうそんな付き合いはないですけどね、昔はありましたね。30キロの小麦粉を担いで2階まで階段を昇って行ったものですよ。こんなことはこの社長は知らなかったと思いますが、この事を知っているのかと思いつい怒鳴ってしまいました。ホントにこっちはスーパーボランテイアだぜ。
この土地はどうなったか今は分かりません。ケチはほどほどにしましょうね。
4人4筆の共有地では、一番遠方に住んでいる方が、一番早く登記料を持ってきて下さいました。きっと単独名義にしたくてやきもきしていたのだと思いますね。この方も含め、二人の方が土地改良区で相続登記をしており、全員権利書はありました。結局この土地の相続登記では一銭も使わなかった勝ち組ですよね。ケチな社長さんは負け組です。私も渥美町ではあの人のおかげで負け組です。
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