詐欺的分筆行為 これであなたは勝ち組になれました No18
記事投稿日時:2011年10月13日木曜日
投稿者:司法書士川崎恭也事務所 カテゴリー: General
今はなくなつた名古屋法務局渥美出張所が分筆測量で現場に行くようになったのは平成元年頃です。当時転勤してきたK所長さんがこれからは現場へ行くようにすると言い出しました。それまで机上分筆をやってきた人はもう申請は出来なくなりました。机上分筆を見分けるには、①机上分筆は現場に行っても境界杭がない。②あっても測量図の距離と1,2メートルの誤差がある。つまり依頼人が勝手に杭を入れていると思う。③公図を見ると間口の杭が隣地に接続しないように分筆されている。つまり分筆地が浮き島のように動くことができるようになっている。④道路査定の申請がない。道路査定のない分筆した土地はすべて無効だろう。⑤とにかく値段が安い。道路査定や立会がないため分筆値段が安いと思う。以上のような登記をやられると競争にはならないです。正しい測量をすれば高い費用が要ります。実は先週農地売買登記の登記料を払いにきたので、その方の私有地にある分筆の必要な無断転用の農地の件を話しました。ところが本人はそのことを知っていました。そしてこう言いました「昔は机上分筆が出来たけど、今は出来なくなった。」つまり先生によっては当たり前のように机上分筆をしてもらえたけど今は現場へ行くから登記料が高くなったので登記は頼めないとゆうことです。私も少し怒れたので「昔も今も本物の土地家屋調査士なら机上分筆などはしなかった。ある先生は机上分筆を日常的にやったから真面目な事務所が高くて机上分筆をやった事務所は安いとゆううわさがひろまった。つまり高い報酬の先生は悪い先生、安い報酬の先生は良い先生で仕事が増え勝ち組になった。自分の都合で仕事をやられたらたまらないですよ」とついつい愚痴を言ってしまった。このようないきさつの話がありましたので、私もこの題名のブログを書きました。このブログの題名から話しが少しそれますが、分筆の必要な無断転用農地の件について、本人も現在の分筆登記は全体を測ってから分筆地を測るので二度測量の必要があることを知っており、今回は、分筆をしないとゆうことでした。私も物置を壊す前には転用をして下さいと言いました。本人もそれは知っていたみたいでゆくゆくは転用をすると言いました。過去このように注意しても転用する前に建物を壊した事件を私は2件知っています。その中の1件(既存宅地)は命がけの非常に難しい仕事になった。とにかく代書料も高くなるし、プロの忠告は神様の言葉だと思って素直に聞いて欲しいです。
それからもうひとつ書かせてください。3,4年前の話です。売主、買主が売買の宅地を折半で測量費を出す約束になってたいたんですが、まだ売買以前の話の時、買主が突然こう切り出しました。「おい、測量するならOOさんに頼んだらどうだ」と言いました。そしたら売主の方が「ああ、あんなんだめだめ、あんなでたらめな測量なんかどうなら、又安いかと思ったら、それがまた高いんだ」と言いました。私もついでに「あんなところで登記をすれば一生の不覚ですよ」と言ってやりました。きっと買主は測量も売買登記も私の所で登記をしたく無かったとおもいますよ。まあ、しかし、測量がまったくの素人にもでたらめとわかるようでは調査士の資格なしです。怖い話です。それ以後買主の方は二度と口を挟まなくなりました。以上です。
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それからもうひとつ書かせてください。3,4年前の話です。売主、買主が売買の宅地を折半で測量費を出す約束になってたいたんですが、まだ売買以前の話の時、買主が突然こう切り出しました。「おい、測量するならOOさんに頼んだらどうだ」と言いました。そしたら売主の方が「ああ、あんなんだめだめ、あんなでたらめな測量なんかどうなら、又安いかと思ったら、それがまた高いんだ」と言いました。私もついでに「あんなところで登記をすれば一生の不覚ですよ」と言ってやりました。きっと買主は測量も売買登記も私の所で登記をしたく無かったとおもいますよ。まあ、しかし、測量がまったくの素人にもでたらめとわかるようでは調査士の資格なしです。怖い話です。それ以後買主の方は二度と口を挟まなくなりました。以上です。
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