2014年 3月の記事一覧

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14年03月27日 14時07分32秒
Posted by: kawasaki
 本当に良かったです。音沙汰が全くなかったものですから、裁判になるかと思いました。平成24年1月に相続を頼まれましたが、今月までなかなか前に進まず、困っていました。平成25年の5月には私が依頼人に代わり相続書類等を送り相続のお願いもしました。その時の書類が、今週の月曜日に茶封筒で届きましたが、最初は安城市の戸籍が届いたかと思いました。ハサミで封を切ると、中から相続書類が出てきました。一瞬、2週間前に埼玉県川口市に出した相続人の3人の子供たちが印鑑証明書等の書類を送ってきたかと思いました。それくらい諦めていましたので、書類をよく見て内容に驚きました。
 私が依頼人の相続人に代わって初めて電話したのは、今年の1月4日だったと思います。その日は職場が休みで本人(本人と書きましたが、相続人ではありません)がいると思いましたので電話しました。やっと本人と電話ができました。電話では穏やかな会話が出来ました。私のブログの話などもしてぜひ相続に協力して欲しいと話しました。ブログの中のわからずやの女のようにならないで下さいと話もしました。この司法書士ブログの中の過去のブログ欄に、去年書いた私のブログがその後時々出ているのを見ますと、必ず読まれていると思いました。このブログが無かったら、書類が送られてこなかったかもしれません。このブログを書いていて良かったと思います。
 しかし、なんといっても喜んだのは本人の亡くなられた御主人(この方は被相続人よりも前に亡くなられている)だと思いますね。私もこの書類が届いた時にすぐに本人の方の御主人の事が頭に浮かびましたからね、御主人もあの世できっと一安心したでしょう。本当に裁判にならずに良かったです。

 とりあえず、被相続人の高齢な妻(依頼人)の方に相続登記をさせて頂きます。




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14年03月23日 13時46分35秒
Posted by: kawasaki
 今日の夜7時半より鎌田町内会の総会があります。今年はなんの役もありませんので座して話を聞いて終るだけかと思っていましたところ、ある日、町内会と書かれた封筒がポストに入っており、16日の夜に、ハンコをもって会計監査に来て欲しいとのことでした。やれやれ監査役に選ばれてしまいました。なかなか町内会とは縁が切れませんね。やはり町内会も人材が足りず、どうしても頼る人は決まってしまうのは仕方が無いかもしれません。しかし評議委員をやられた若い人などは、結構やっていれば楽しく、役に立つ事が多く、頑張っているのを見ると、一度は町内の若い人はやるべきだと思います。また、催事の時には反省会などと言う宴会もありますので、健康な方なら、ぜひ鎌田町内会の仕事を手伝ってくださるようお願いいたします。
 ところで町内会の会計監査人は二人ですが、監査報告は私がやることになっており、今から監査報告をどう話せばよいか準備に入りたいと思います。
 






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14年03月12日 00時51分01秒
Posted by: kawasaki
 この相続登記の依頼人の方が私の事務所に来られたのは昭和55年です。事件簿を見ますと昭和55年9月に相続登記を2件申請しています。この相続登記の2件は簡単に登記が終りました。問題はこの依頼人の所有地の中に、旧法で相続が始まる相続物件がまだ2筆残っており、その相続がなかなか難しく、当時、まだ経験の浅い私にはすぐには結論が出せない相続問題でした。それで当時は渥美半島にまだあった登記所である渥美出張所にて相談したわけですが、はっきりとした結論が出せませんでしたね。そこでとりあえず相続が無理だと結論され打ち切りとなりました。そして、いつの日か相続登記ができる希望を持ち続けながら、この時より私の事務所にこの相続書類が預けられたのが、この物語の始まりです。
 この依頼人の方はその後は時々私の事務所に来られて「相続登記は出来ませんかね」と訪ねてこられました。私も旧民法による相続でしたので、「あの相続登記は複雑で無理だと思いますよ」と言っては首を振っていました。結局、この相続書類は私の事務所の金庫に29年間眠り続けることになってしまいました。その後は渥美の登記所がなくなり田原に登記所が合併されてもそのまま無理だと思いほったらかしでした。その間も、依頼人の方が来られて、農地の贈与登記を頼まれたりしたこともありました。又、息子さんと来られて相続登記の事を聞かれたこともありました。当然、息子さんもこの相続書類を私が預かっている事を聞いており知っていると思います。長い時間の間には、色々な相続上の登記技術も身につけましたが、それでも金庫の中に保管を続けました。平成21年12月のある日夢を見ました。この依頼人の方が夢の中で私に言いました「あの相続登記はまだ出来ませんかね」と、私も夢から覚めると思いました。こんな事言ってくるのはKさんだけだよな。と、しかし少し不吉な予感もしたのは事実でもありました。その後、お正月が明けてしばらくして、息子さんが父親が亡くなったと相続の依頼に来られました。不吉な予感は当たりました。預かっていた相続書類に、使える戸籍があると思いましたので久しぶりに金庫から出しました。そこで初めて相続図を書くことにしました。被相続人は大正13年に亡くなっている遺産相続登記でした。不慮の事故で若くして亡くなった方でした。被相続人の子供は3人で、長女、次女、長男です。長男は父親が亡くなってから20日足らずで亡くなっていました。長女、次女はどちらもその家で、戸主になっていました。勿論、家督相続等などで、息子さんまでその預かっていた相続書類を使って、相続登記ができる事が分かりました。問題は長男の方の相続でした。この事だけは豊橋支局で確認を取りました。当たり前ですが、母親に相続権がありました。ここまでくればもう簡単でした。あとは今まで培った相続登記技術で乗り越えられます。母親は渥美町内の実家に戻り、その後、再婚で県内の方に嫁いで行きました。母親の実家であろうと思われる家に電話で聞いたところ、本人はもう既に亡くなっているとのことでしたが、幸いな事に、息子さんがまだ生きているとの事でした。一人息子とゆうことで早速戸籍を取り寄せて、固定電話を調べ電話しました。もう既に80才以上で、夫婦二人だけで住んでいました。電話には本人が出ましたが「わしは半分認知症だからよく分からん」と言いましたので、「奥さんと代わってくれますか?」と聞いたところ、「わしよりひどい」と言う返事でした。子供は遠くに住んでいてこれもダメだとゆう事でした。 郵送書類の内容が複雑になると読んでもくれないと思い、私は相続登記の委任状を入れるのは止めて、持分放棄用の委任状を一枚だけ入れて、これに実印を押して、印鑑証明書を1通取って送って下さいと書いて送りました。
 しばらくして、奥さんの実兄から電話がありました。「川崎さん、お礼に渥美の特産物を送ります。とゆうのはなんとかなりませんかね」と切り出してきました。私もすぐに反応しました。「分かりました、それでは3万円送ります」すると実兄の方は「私もそのくらいだと思います」と答えてくれました。私は少し高かったかなと思いましたが、相続人が一人だけでしたので、少し高くてもいいと思いました。すぐに印鑑証明書1通と実印の押された委任状が送られてきました。オンラインで相続登記と持分放棄登記を同時申請しました。登記完了後、銀行口座に振り込み全てが完了しました。じつに29年と8ヶ月かかって登記が完了したわけです。長い間待ってていただきありがとうございました。




 夢に現れた依頼人は息子さんが相続の依頼に来られる前年の2月に亡くなっています。しかし、私が夢を見たのは12月です。亡くなってから10ヶ月経っています。夢を見てからしばらくして、息子さんが訪ねてきて相続を依頼されました。要するに私の中に夢の残像がまだ十分に残っている時に相続を依頼に来られたのです。それで私も相続書類を金庫から出して調べる気持ちが湧いて来たと思います。もし夢に現われなかったら、もうしばらくは金庫に入っていたかも知れません。なお、相続を依頼に来られた息子さんの話によると、一度だけ父親と一緒に、この母親の住んでいたところへ尋ねて行った事があったそうです。




 夢に現れてまで相続を催促されるとは余程この土地に愛着でもあるのだと思いました。土地宝典で調べてみましたところ、この土地は、ある有名なお祭りの道路沿いにある土地でした。きっと依頼人の方が幼い頃、楽しい思い出があるところだったのではないかと思います。今はもう本人が亡くなって聞くことは出来ませんが。



 私の自宅にあるXPパソコンに持分放棄証書が入っていましたので、この2筆(山林72㎡、畑280㎡)の土地の1筆の登記情報を取りこのブログを書き上げました。昭和55年9月にはまだ母親の方は生存されていましたが、翌年には亡くなっていました。やはり当時は新人の私には無理だったかも知れませんね。当時はこんな相続登記ができるとは知らなかったですからね、長い間には必ず1度や2度は体験する相続登記だと思います。私はこの相続技術を抵当権関係に使っていました。色々問題があり今では詳しい事は話せません。しかし熟練の先生ならば分かると思います。渥美ではこの技術は私しか知らなかったようです。もう少し早く相続図を書いていればもっと早く終わらせていたかも知れません。しかし、このブログを書くことが出来たのは、遅らしたおかげかもしれず、依頼人の方が生存中ならば夢に出てくることもなく、このブログも書けなかったと思います。



 不思議体験のその6が最終回となっていますが、これが最終回かもしれません。又思い出して、不思議体験として書ける話しが出てくるかもしれません。







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14年03月08日 16時42分13秒
Posted by: kawasaki
 昨日、午前中に牡蠣を頂きました。6キロぐらいはありましたね。渥美湾の牡蠣ですのでそんなに大きくありません。しかし帰宅後、自宅で茹でて牡蠣を開くと結構大きい牡蠣が多く大きいものでは4、5センチもありました。私が時々取る田原の海の牡蠣はこんなに大きいのはたくさん取れません。身がぷりぷりしてて大変おいしかったです。この牡蠣の中に5センチ程のさかながいました。最初は事務所の外の日陰に置いていたのですが、昼から陽が射しまして、すぐ日陰に置きなおしました。それでも死ななかったみたいですね。金山寺みそのラベルの付いた透明なカップに入れて海に帰すことにしました。カップのふたをして車の中に置いたところふたが曇りましたので、ふたを緩めて置くことにしました。勿論カップには息が出来るように小さな穴を3か所開けておいたのですが、まるで肺呼吸しているみたいでした。カップには海水が少し入っており、また牡蠣のしるも入っていましたので、少し水道水を入れました。水位は6,7ミリぐらいですか、この魚の体は薄く顔も薄く顔が四角いです。背びれが尻尾までつながっています。顔には白い縞の線が1本入っています。薄く細長いさかなです。私は今まで見たことはありません。今日の朝カップを見たところ死んでいるかと思いましたが、カップを揺らすと、生きてるよーと腹びれを手のように振ってあおいでみせました。自宅から一番近い仁崎の海岸で放流しようと思い、山を越えて水門のある仁崎の海岸に行きました。早速海岸で放流したところ、あっとゆうまに泳いでいなくなりました。きっと海の中で「生き延びたー」と叫んだに違いありません。
 今回は放流の前に2枚写真を撮りました。カメラの拡大機能で拡大して見ますが、ホントに奇妙な形の魚です。「さかなクン」に見せたいぐらいです。わたしの技術ではアップできません。見たい方はお申し出下さい。




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14年03月03日 23時50分03秒
Posted by: kawasaki

昨日の日曜日の夕方、ムーミン村へ登記済書類を届けに行きました。いつも中に入ってくれるKさんに電話して立ち会ってくれるよう に頼みました。今忙しいので嫁さんに行かせますとのことでした。普通なら私が行って書類を渡してくればいいのですが、相続人本人には私も会わない方がいいと思っていましたので、こんな手間の込んだことをするのです。私が共有地のことで動きまわり、そのことで、あまり気分が良くない様に私も直感的に感じていますからね。とにかく会わずにそのまま終りにしたいのです。本当に難しい話しになりました。相続人宅に着くとKさんの嫁さんがすぐ出てきてくれました。私は死んでもこの書類だけは失くすなと言って、ファイルにして綴じた相続書類を渡しました。そしてそのまま帰りました。これで全てが終りました。  

 実を言いますと、この地域に住んでいる地の神様が、私をここに呼んだのではないかと思っていました。つまりこんなにわからず屋の者たちにはお前のような薬にも毒にもなるような男でなくては話が前に進まないからと、私を呼んだのではないかと思いました。渥美町ならこんな共有地があれば、必ずその中の一人は「単独名義にならないかね?」と聞いてきますよ.しかしここの人たちはだれも私の味方になってくれませんでした。これは本当に不思議ですよ。やっぱりムーミン村だったのです。これじゃ地の神様もお手上げですよ。ムーミン村の一人の共有地面積は2000㎡ですよ、青年畑は一人200㎡弱です。少し前の話ですが、夢の中に現れて相続を催促された方の面積は山林と畑で352㎡です。いかにこの土地が大きいか分かると思います。それは、それは、地の神様が怒って私を使わしたに違いありません。このまま終わるのは本当に残念です。  

ムーミン村の人よ、私をスナフキンと思って話を真剣に聞いてください。お願いします。  

  スナフキンの言葉
「そのうち」なんて当てにならないな。いつもやさしく愛想よくなんてやってられないよ。理由はかんたん。時間がないんだ。




 

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14年03月01日 14時11分05秒
Posted by: kawasaki
遺言書の書き方が分からない方は、私の事務所に来て下さい教えます。どうして伊良湖町民の方に遺言書を作って下さいと言いますのは、ズバリとんでもない巨大な共有地があるからです。この土地は必ず相続登記をしておかなければいけません。ゆくゆくは地縁団体に移転しなければいけないからです。そのために簡単に相続できる遺言書が必要なのです。突然パパが亡くなって困るのは相続のトラブルに巻き込まれた司法書士の先生かも知れません。ぜひ作っておきましょう。伊良湖町民の方お願いいたします。ちなみに2月中旬に申請した、伊良湖の相続落ちの共有地9筆の相続登記ができました。これでとりあえず最後の順位番号が揃ったことになり、きれいに全部相続登記が出来たことになりました。よかったです。この相続をした先生の相続書類表紙と完了証をコピーさせて頂きました。又、ムーミン村の豊橋市に所有している方の単独名義の土地も相続登記が完了致しました。これも表紙部分と完了証をコピーさせて頂きました。ムーミン村の相続書類に関しては、永久保存のゴム印を相続書類にしっかりと押しました。まだまだ共有地の相続に使いますので失くさないように強い願望を込めて押させてもらいました。明日の日曜日にムーミン村に登記識別情報と共に相続書類を渡しに行きます。

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