2019年 9月の記事一覧
依頼人の方に電話をしたところ、相続書類は捜しても見つからなかったそうです。それで神戸市の方の電話番号を教えて頂きまして、神戸市へあらためて電話をしました。この方は90才ですからね。多少のボケはあると思います。障害者の方を面倒見ている方も相続人ですが、二人とも阪神淡路大震災で家がつぶれ印鑑カードも印鑑もないと話し始めました。私もこの話は「平成17年ですので、大震災以後のことですよ」と言いました。ああそれならもう一度捜してみると言われました。やれやれえらい勘違いしていますよ。私も障害者の方が亡くなると、もう一度全員の方の印鑑証明書が要りますよと言いました。それは困ると言いましたよ。とにかく二人のカードと印鑑を捜して下さいとお願いしました。電話して良かったですよ。待っていたら地震で下敷きになっていたと勘違いしてましたからね。いつまでたっても送られてこなかったと思います。今度こそ何とかしてくれると思います。
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古美術品運び屋の男がやっと文化大革命当時の掛軸の話を聞かせてくれました。紅衛兵たちは掛軸を山のように集めてきたそうです。合計200本が箱なしで山のように積んであったそうです。私は燃やされたのだと思いましたが、とにかく集めてきたみたいですね。運び屋はこの200本を100万円で買い取り日本に持ち帰ったそうです。この200本の掛軸は中国のお寺から持ち出した掛軸ですからね、胎蔵界曼荼羅図の掛軸もあったと思います。それをお寺の住職に売り渡したそうです。お寺の住職は桐箱を作り掛軸を保管したそうです。しかし住職が亡くなりましたが、掛軸が無いのですよ。大幅もたくさんあり、山水画もあったそうです。見たかったですね。コレクター垂涎の掛軸ですよね。住職は何処へ掛軸を持って行っちゃったのでしょうかね。
タグとして古美術品に入れておきます。
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