【過払い】タグに関する記事一覧
- 2012年01月24日 相続人と遺族の違い83
前回は親権の内容について説明しました。 今回もその続きです。 親権者が夫婦である場合、その親権の行使は共同でなければならないとされています。これを共同親権共同行使の原則と呼びます。つまり未成年の子へ帰属する法律行為は夫婦共同で行わなければならないという...
- 2012年01月23日 相続人と遺族の違い82
前回は親権について説明しました。 今回もその続きです。 前回の代理権とも絡みますが親権の内容として「財産管理権」があります。 これは「親権者は子の財産を管理し、又、その財産に関する法律行為についてその子を代表する」と民法824条で規定されているのがそ...
- 2012年01月22日 相続人と遺族の違い81
前回は親権の具体的な内容について説明しました。 今回はその続きです。 ④法律上の代理権 親権には未成年者への包括的な代理権を有します。具体的には例えば幼稚園入園する場合や小中高へ入学する場合本来であれば未成年者が入園入学するので当人が学校等と入園入学契...
- 2012年01月21日 相続人と遺族の違い80
前回はお休みしてしまい申し訳ありません。 今回は親権の内容について説明します。 親権の内容の一つである身上監護権は未成年者である子に対する権利及び義務でありますが具体的には ①居住指定権 「子は親権を行う者が指定した場所に、その居住を定めなければなら...
- 2012年01月19日 相続人と遺族の違い79
前回は親権について説明しました。 今回はその続きです。 親権とは親の未成年の子に対する社会的責務であることは前回説明しました。今回はその社会的責務を詳しく見ていきます。 民法820条には「親権を行う者は、子の監護及び教育を行う権利を有し、義務を負う」...
- 2012年01月18日 相続人と遺族の違い78
前回は親権者と未成年者との利益相反について説明しました。 今回は「親権」について説明します。 我々もよく耳にする「親権」とはどのようなものなのでしょうか? 未成年者たる子にに対してその親は成人するまで保護し育てていく社会的責務があります。その社会的責...
- 2012年01月17日 相続人と遺族の違い77
前回は特別代理人の制度について説明しました。 今回はその続きです。 例えばHが死亡し妻Wと子ABが相続人となりBが未成年であったとしてWはBの親権者としてWとともに相続放棄をしたためAのみがHの遺産すべてを相続したとします。その後成年となったBがWの代...
- 2012年01月16日 相続人と遺族の違い76
前回は遺産分割において未成年者がいた場合の問題について説明しました。 今回はその続きです。 遺産分割において未成年者とその親権者の利益が相反する場合、未成年者の利益を保護する制度はないのでしょうか? このような場合に対して民法は「特別代理人」の選任制...
- 2012年01月14日 相続人と遺族の違い74
前回は特別縁故者への財産制度と共有との法律問題について説明しました。 今回はその続きです。 前回共有者への帰属より特別縁故者への財産分与が優先されることになりましたが、登記手続きはどのようなものになるのでしょうか? まず特別縁故者への財産分与が優先さ...
- 2012年01月13日 相続人と遺族の違い73
前回は特別縁故者への財産分与に関してのある問題があることについて説明しました。 今回はその続きです。 さて民法255条に「共有者の一人が、その持分を放棄したとき、又は死亡して相続人がいないときは、その持分は他の共有者に帰属する」と定めています。 では...