【過払い】タグに関する記事一覧
- 2012年03月19日 相続人と遺族の違い138
前回は婚姻の障害事由について説明しました。 今回から「婚姻の意思」について説明します。 婚姻も契約の一種であるので当然婚姻の意思の合致が必要になってきます。それを間接的に定めているのが742条の1項に「人違いその他の事由によって当事者間に婚姻する意思が...
- 2012年03月18日 相続人と遺族の違い137
前回は一定親族との婚姻の禁止について説明しました。 今回は他の婚姻障害事由について説明します。 ⑤異性間であること 日本の民法に明文化されているわけではないのですが、原則同性婚は禁止されていると解されています。但し性同一性障害においてある一定の条件を満...
- 2012年03月15日 相続人と遺族の違い134
前回は重婚について説明しました。 今回はその他の婚姻障害事由を説明します。 ③再婚禁止期間を過ぎていること これは女性のみに適応がある規定です。条文は「女は、前婚の解消又は取り消しの日から6箇月を経過した後でなければ、再婚することができない」とされてい...
- 2012年03月14日 相続人と遺族の違い133
前回は重婚について説明しました。 今回はその続きです。 さて重婚の取消権者に前婚配偶者が含まれ、前婚配偶者の取り消し権行使の前に後婚が離婚した場合、後婚を認めたくない前婚配偶者がなお取消権にこだわった場合結果はどうなるのでしょうか?この事件は最高裁まで...
- 2012年03月11日 相続人と遺族の違い130
前回は婚姻の成立要件について説明しました。 今回はその続きです。 婚姻は適齢年齢に達しなければすることができないとされていますが、仮に不適年齢であるにもかかわらず婚姻届が受理されてしまった場合婚姻自体は成立していないのでしょうか? 実は婚姻が成立して...
- 2012年03月08日 相続人と遺族の違い127
前回は夫婦別産制について説明しました。 今回は夫婦間の契約取り消し権について説明します。 面白い規定だと思います。 「夫婦間で契約をしたときは、その契約は、婚姻中、何時でも、夫婦の一方から取り消すことができる。但し第三者の権利を害することはできない」...
- 2012年03月06日 相続人と遺族の違い125
前回は夫婦別産制について説明しました。 今回はその続きです。 日本の民法は夫婦が婚姻前に取得した財産及び婚姻中に自己の名で得た財産は、その個人の財産とし、婚姻中にどちらに属するか不明な財産はその共有に属すると推定されます。夫(または妻)が勝手に作った借金を...
- 2012年03月05日 相続人と遺族の違い124
前回は日常家事の連帯責任について説明しました。 今回は「夫婦別産制度」について説明します。 日本の民法の夫婦の財産の原則は「夫婦別産制」となっています。条文では「夫婦の一方が婚姻前から有する財産及び婚姻中自己の名で得た財産は、その特有財産とする」と定め...
- 2012年03月04日 相続人と遺族の違い123
前回はに日常家事分担義務について説明しました。 今回もその続きです。 日常家事については夫婦の共同財産の処分権も含むことは前回説明しました。 では相手方配偶者の特有財産(夫婦の共有に属しない財産)の処分が有効となることがあるのでしょうか? 事件はこ...
- 2012年03月03日 相続人と遺族の違い122
前回は日常家事連帯責任について説明しました。 今回はその続きです。 この「日常家事」とはどのようなものでしょうか? 前回の例のように食材の購入は日常家事に該当するでしょう。その他として日用品の購入や保険医療教育等の債務や夫婦が共同生活をしていくうえで...