【費用】タグに関する記事一覧
- 2012年03月24日 相続人と遺族の違い143
前回は婚姻の意思について説明しました。 今回は婚約について説明します。 婚約とは将来当事者が婚姻を行うことを約束する合意です。法律上明記されているわけではありませんが、慣習上結納等の儀式があります。また、正当事由のない限り婚約を破棄すると損害賠償責任が...
- 2012年03月23日 相続人と遺族の違い142
前回は婚姻の意思の時期について説明しました。 今回はその続きです。 さて、婚姻の意思を有していたが届出時には意識不明となりそのまま亡くなってしまった婚姻届の効力はどのようになるのでしょうか? 前回の例で最高裁は婚姻を前提としているお付き合いを重ねてい...
- 2012年03月21日 相続人と遺族の違い140
前回は婚姻の意思について説明しました。 今回はその続きです。 さて、子の嫡出子の身分を得るための届け出をした「仮装婚」の効力、法律上はどうなるのでしょうか? 前回の例で最高裁は「婚姻をする意思のないときとは当事者間に真に社会的観念上夫婦であると認めら...
- 2012年03月20日 相続人と遺族の違い139
前回から婚姻の意思について説明しています。 今回はその続きです。 婚姻の意思がないのに婚姻届を提出したいわゆる「仮装婚」、よくドラマや漫画等で出てくるこの設定は法律上の効果としてはどのようになってくるのでしょうか? これに対する答えとしてある事件を紹...
- 2012年03月18日 相続人と遺族の違い137
前回は一定親族との婚姻の禁止について説明しました。 今回は他の婚姻障害事由について説明します。 ⑤異性間であること 日本の民法に明文化されているわけではないのですが、原則同性婚は禁止されていると解されています。但し性同一性障害においてある一定の条件を満...
- 2012年03月16日 相続人と遺族の違い135
前回は再婚禁止期間について説明しました。 今回はその続きです。 さて、女性に関して前婚の解消から6か月間は婚姻することができません。それは子の推定が重なってしまうからです。しかし実際に前婚と後婚で推定が重なるのは実は100日だと言われています。そこで再...
- 2012年03月15日 相続人と遺族の違い134
前回は重婚について説明しました。 今回はその他の婚姻障害事由を説明します。 ③再婚禁止期間を過ぎていること これは女性のみに適応がある規定です。条文は「女は、前婚の解消又は取り消しの日から6箇月を経過した後でなければ、再婚することができない」とされてい...
- 2012年03月14日 相続人と遺族の違い133
前回は重婚について説明しました。 今回はその続きです。 さて重婚の取消権者に前婚配偶者が含まれ、前婚配偶者の取り消し権行使の前に後婚が離婚した場合、後婚を認めたくない前婚配偶者がなお取消権にこだわった場合結果はどうなるのでしょうか?この事件は最高裁まで...
- 2012年03月13日 相続人と遺族の違い132
前回は婚姻障害事由について説明しました。 今回もその続きです。 ②重婚でないこと 婚姻は一人のみとしかすることができません。日本は一夫一婦制ですので当然といえます。誤って後婚の婚姻届が受理されると後婚は取り消しのできる婚姻となります。取り消された効果は...
- 2012年03月11日 相続人と遺族の違い130
前回は婚姻の成立要件について説明しました。 今回はその続きです。 婚姻は適齢年齢に達しなければすることができないとされていますが、仮に不適年齢であるにもかかわらず婚姻届が受理されてしまった場合婚姻自体は成立していないのでしょうか? 実は婚姻が成立して...