【相続登記】タグに関する記事一覧

前回は「特別の寄与」について説明しました。 今回は「寄与分確定の手続き」について説明します。 寄与分はまず共同相続人間の協議で定めることが原則となります。 但し協議が調わず又はできないときは家庭裁判所が寄与者の請求により、寄与の時期、方法及び程度相続...

前回は「寄与分」について説明しました。 今回は「特別の寄与」について説明します。 被相続人の財産の維持・増加につき「特別の寄与」がある相続人に対し「寄与分」は認められますが、その「特別の寄与」とはどのようなものでしょうか? 具体的には ①「被相続人の...

前回は「特別受益」について説明しました。 今回は「寄与分」について説明します。 被相続人の遺産の維持形成に貢献した推定相続人が相続において遺言が残されていなかった場合、法定分しか相続できないとすれば公平であるといえるでしょうか? 例えば父の家業を手伝...

最近はタイトルとの乖離が進んでいますが、相続はテーマが広くどうしても重点を置いてしまいます。ですのでしばらく相続に偏ってしまいますことをお詫びします。 さて前回は遺留分について説明しました。 今回は「特別受益」について説明します。 「特別受益」とはど...

前回は遺留分の侵害を「知ったとき」について説明しました。 今回は遺留分の「放棄」について説明します。 さて遺留分の「放棄」とはどのような制度でしょうか? 実は相続開始前に遺留分を持つ推定相続人は「家庭裁判所の許可を得て」遺留分の放棄をすることができま...

前回は「遺留分」について説明しました。 今回はその続きです。 遺留分を侵害された相続人はどのように請求すればよいのでしょうか? まず遺留分の侵害額から算定する必要があります。 相続によって最終的に相続人が手にする金額を「純取り分額」と呼ぶとすると ...

前回は遺言の撤回について説明しました。 今回は「遺留分」について説明します。 遺言者は自らの財産を生前と同様に「遺言」によって処分することが可能です。がその遺言による処分を無制限に認めることが社会通念上正しいのでしょうか? 例えば夫が死亡し、愛人に財...

前回は「遺贈」と「死因贈与」の違いについて説明しました。 今回は遺言の「撤回」について説明します。 遺言者が遺言を書いたのちに心境の変化や身の回りが変わってしまうこともあることから、民法は遺言の方式に従えばいつでも撤回が可能と規定しています。(民1026)...

前回は「遺贈」と「死因贈与」について説明しました。 今回はその続きです。 さて非常に似通っているこの二つの制度どのような違いがあるのでしょうか? 実務上大きな違いが贈与する財産が不動産である場合、遺贈については「仮登記」ができないのに対し、死因贈与な...

前回は遺言書における遺言事項について説明しました。 今回は「遺贈」と「死因贈与」の違いについて説明します。 まず「遺贈」とは遺言者が遺言によって自らの財産を他人に「一方的に」与える行為でその他人を「受遺者」と呼びます。また遺贈には「特定遺贈」と「包括遺...