【相続登記】タグに関する記事一覧
- 2011年12月26日 相続人と遺族の違い58
前回は単純承認をしたとみなされる行為について説明しました。 今回はその続きです。 さて、例えば甲は父親乙多額の借金を抱えたまま失踪してしまいその3か月後に誰も使用しない父名義の車を売却したとします。ところが後日父乙は失踪直後死亡していたことが判明しました...
- 2011年12月25日 相続人と遺族の違い57
前回は相続の開始があったことを知ったときとはいつを指すものかを説明しました。 今回は相続放棄の続きです。 さて単純承認は相続の開始があったことを知ったときから3か月経過しても放棄や限定承認の意思表示をしなければ単純承認をしたものとみなされることは以前説明...
- 2011年12月25日 相続人と遺族の違い56
前回は相続放棄について説明しました。 今回は相続の開始があったことを「知ったとき」とはいつになるのかを説明します。 相続の開始があったことを知った時が単に被相続人の死亡を覚知したときとするとある問題が出てきます。 例えば悪質な債権者が被相続人の死亡後3...
- 2011年12月23日 相続人と遺族の違い55
前回は遺産分割の効力について説明しました。 今回は相続放棄について説明します。 以前相続は放棄できる旨を説明しました。 具体的にはどのような手続きになるのでしょうか? 相続が開始すると何もしない限り相続人は相続財産を承継します。があえて相続人の意思...
- 2011年12月22日 相続人と遺族の違い54
前回は遺産分割の効力について説明しました。 今回もその続きです。 遺産分割の効力について遡及効はあるが、第三者との関係では不動産登記の先後によって決着することは前回説明したとおりですが、相続放棄の場合はどうなるのでしょうか? 例えば共同相続人乙が相続...
- 2011年12月21日 相続人と遺族の違い53
前回は遺産分割の効力について説明しました。 今回はその続きです。 例えば遺産分割により相続人甲がある不動産を手に入れたとします。しかし別の相続人乙が甲に内緒で相続登記を行い(実は相続登記は相続人の一人からすることが可能です)自己の持ち分を第三者に売り渡...
- 2011年12月20日 相続人と遺族の違い52
前回は審判による遺産分割について説明しました。 今回は遺産分割の効力について説明します。 遺産分割の効力は民法909条にて「遺産の分割は、相続開始の時にさかのぼってその効力を生じる」とされ「ただし、第三者の権利を害することはできない」と続きます。 これら...
- 2011年12月19日 相続人と遺族の違い51
前回は遺産分割の合意解除について説明しました。 今回は遺産分割協議ができない場合どのような流れになるか説明します。 遺産分割協議が調わない場合またはできない場合共同相続人は家庭裁判所に遺産分割の清秋をすることができます。(民907)これらは調停や審判によっ...
- 2011年12月18日 相続人と遺族の違い㊿
前回は遺産分割協議の債務不履行解除が認められるかについて説明しました。 今回は遺産分割協議の合意解除が認められるかについて説明します。 遺産分割協議に参加できるすべてのものが遺産分割協議のやり直しをすることは、遺産分割協議の債務不履行解除と同様に認めら...
- 2011年12月17日 相続人と遺族の違い㊾
前回は遺産分割協議の瑕疵について説明しました。 今回はその続きです。 例えは夫が死亡し妻乙と子ABCの4人が相続人となり分割協議で長男のAに母甲の面倒を見る代わりに遺産の大部分を相続させる旨の協議が成立後、しかしAは約束を守らず母甲に扶養もせず暴力まで...