【相続】タグに関する記事一覧
- 2011年12月22日 相続人と遺族の違い54
前回は遺産分割の効力について説明しました。 今回もその続きです。 遺産分割の効力について遡及効はあるが、第三者との関係では不動産登記の先後によって決着することは前回説明したとおりですが、相続放棄の場合はどうなるのでしょうか? 例えば共同相続人乙が相続...
- 2011年12月20日 相続人と遺族の違い52
前回は審判による遺産分割について説明しました。 今回は遺産分割の効力について説明します。 遺産分割の効力は民法909条にて「遺産の分割は、相続開始の時にさかのぼってその効力を生じる」とされ「ただし、第三者の権利を害することはできない」と続きます。 これら...
- 2011年12月19日 相続人と遺族の違い51
前回は遺産分割の合意解除について説明しました。 今回は遺産分割協議ができない場合どのような流れになるか説明します。 遺産分割協議が調わない場合またはできない場合共同相続人は家庭裁判所に遺産分割の清秋をすることができます。(民907)これらは調停や審判によっ...
- 2011年12月18日 相続人と遺族の違い㊿
前回は遺産分割協議の債務不履行解除が認められるかについて説明しました。 今回は遺産分割協議の合意解除が認められるかについて説明します。 遺産分割協議に参加できるすべてのものが遺産分割協議のやり直しをすることは、遺産分割協議の債務不履行解除と同様に認めら...
- 2011年12月17日 相続人と遺族の違い㊾
前回は遺産分割協議の瑕疵について説明しました。 今回はその続きです。 例えは夫が死亡し妻乙と子ABCの4人が相続人となり分割協議で長男のAに母甲の面倒を見る代わりに遺産の大部分を相続させる旨の協議が成立後、しかしAは約束を守らず母甲に扶養もせず暴力まで...
- 2011年12月16日 相続人と遺族の違い㊽
前回まで遺産分割の対象となる財産について説明しました。 今回は協議による分割を説明します。 協議による分割の場合は協議が成立する限り、内容的にどのような分割がなされても構わないことになっています。具体的相続分率に従わない分割も有効となります。共同相続人...
- 2011年12月15日 相続人と遺族の違い㊼
前回は遺産分割の対象となる「債務」について説明しました。 今回はその他財産について説明します。 ①借地権、借家権 これらも実は相続の対象となります。但し公営住宅に関しては条例が優先され借家権は相続できない場合もあります。 ②生命保険金 被相続人の死...
- 2011年12月14日 相続人と遺族の違い㊹
前回は遺産分割の対象となる「債権」について説明しました。 今回は「債務」ついて説明します。 「債務」というのは人に対する義務を言います。債務も相続財産となることは以前にも説明しました。 では遺産分割の対象とすることはできるのでしょうか? 例えば金銭...
- 2011年12月12日 相続人と遺族の違い㊷
前回は遺産分割の対象となる財産である物権について説明しました。 今回は「債権」について説明します。 債権とは人に対する権利です。 個々に見ていきます。 ①損害賠償請求権 不法行為や債務不履行による損害が発生したときにその賠償をしてもらえる権利ですが...
- 2011年12月10日 相続人と遺族の違い㊶
前回は遺産分割の対象となる財産について考察しました。 今回はその続きです。 「被相続人の財産に属した一切の権利義務」が遺産分割の対象財産となりますが、具体的にはどのようなものが当たるのでしょうか? 一つずつ検証していきます。 ①物権 「物権」とは者...