【相続】タグに関する記事一覧
- 2012年04月29日 相続人と遺族の違い180
前回から親子関係について説明しています。 今回もその続きです。 親子関係は大きく分けて2つの区分に分けることができ、法律婚から出生した場合と養子縁組の場合は嫡出子、法律婚以外から出生すると非嫡出子となるのは前回説明しました。このような区分を設ける意味は...
- 2012年04月28日 相続人と遺族の違い179
前回は内縁の解消の効果について説明しました。 今回から親子関係についてみていきます。 実は親子関係には法律上大きく分けて2つの区分に分けることができます。 一つ目は親子は通常であれば婚姻を経て出生して成立します。この場合の出生した子は夫婦の「嫡出子」...
- 2012年04月27日 相続人と遺族の違い178
前回は内縁の解消について説明しました。 今回は法律婚と事実婚の競合についてみていきます。 法律婚が解消されないまま、事実婚が続いた場合他方内縁配偶者が死亡するとどのような効果が発生するのでしょうか?仮に事実婚状態の夫Aと妻BがいたとしてAには法律婚配偶者の...
- 2012年04月26日 相続人と遺族の違い177
前回は内縁の解消の効果について説明しました。 今回もその続きです。 内縁関係は互いの相続人にはなれないので、死亡による解消の場合に財産分与の法理を持ち込むことは出来ません。がそれだけでは内縁配偶者の保護に欠ける部分もあるため、借家権の援用を認める判例も...
- 2012年04月25日 相続人と遺族の違い176
前回は内縁の解消による効果について説明しました。 今回もその続きです。 内縁の解消が相手方の死亡による場合、財産分与の法理を持ち込むことは相続と混同してしまうので採用することは出来ないことを前回説明しました。確かにこれを認めると相続法理がおかしくなって...
- 2012年04月24日 相続人と遺族の違い175
前回は内縁の解消の効果について説明しました。 今回はその続きです。 事実婚配偶者は他方当事者の相続人にはなれません。しかし、内縁の解消で財産分与は認められます。では、内縁の解消が他方当事者の死亡であって他方当事者の相続人に対し財産分与義務を相続したとし...
- 2012年04月23日 相続人と遺族の違い174
前回は内縁関係の不当破棄の効果について説明しました。 今回は内縁の解消の効果について説明します。 判例は事実婚状態(=内縁)にある男女の関係は婚姻に準じる関係と認めています。 では、事実婚状態の解消にあたってどのような効果が発生するのでしょうか? ...
- 2012年04月21日 相続人と遺族の違い172
前回は内縁関係の効力について説明しました。 今回もその続きです。 内縁関係の不当な破棄について不法行為による損害賠償及び婚姻費用の分担義務違反による費用の請求は認められたのでしょうか?これに対して最高裁は「いわゆる内縁は、婚姻の届出が欠くがゆえに、法律...
- 2012年04月20日 相続人と遺族の違い171
前回から内縁関係について説明しています。 今回もその続きです。 内縁に民法以外の法令や判例上保護される場合があると前回でも取り上げました。 その他にはどのような効果があるのでしょうか? 婚姻予約=婚約の不当破棄は損害賠償の対象となることは以前説明しま...
- 2012年04月19日 相続人と遺族の違い170
前回は離婚の効果について説明しました。 今回は内縁について説明します。 内縁とは事実上婚姻状態と同じ生活を営みながら、法律上の要件である婚姻届を提出していない男女の関係を指します。この場合相手方を事実婚配偶者と呼びます。この事実婚状態に至っているのには...