【東村山】タグに関する記事一覧

前回までは遺族基礎年金についてみていきました。 今回は遺族厚生年金についてみていきます。 遺族厚生年金は「労働者」の死亡により支給される年金です。なぜ「労働者」とされるかというと目的条文に出てくるからです。(但し実際に労働者の立場になくても支給される場...

前回は遺族基礎年金についてみていきました。 今回もその続きです。 妻を亡くした夫には国民年金からは一切何も支給されないのでしょうか? 国民年金の被保険者であったものが大体3年以上保険金を支払っていて、その物が死亡して遺族基礎年金が支給されないような場合...

前回は遺族基礎年金の額についてみていきました。 今回もその続きです。 遺族基礎年金の受給権者に夫は含まれないのは以前取り上げました。ではその子は受給権者になれるのでしょうか?実は受給権自体は子は持ちますが、生計を同じくするその子の父または母があるときは...

前回は遺族基礎年金についてみていきました。 今回もその続きです。 さて、遺族基礎年金はどのくらい支給されるのでしょうか? 基本支給額は平成24年度で年額786,500円で月に換算すると大体月に65,000円程度になります。 が妻が受給権者である場合必ず子の分の増...

前回は遺族基礎年金についてみていきました。 今回もその続きです。 前回遺族基礎年金の失権事由を取り上げましたが、今回はそれを整理してみます。 まず妻の失権事由として ①死亡したとき ②婚姻をしたとき ③直系血族又は直系姻族以外の養子となったとき ...

前回は遺族基礎年金についてみていきました。 今回もその続きです。 遺族基礎年金は夫を亡くした妻の子の高校卒業までの養育費的な性格を持つことをみていきました。 そのため、ある程度その必要(?)と言えば語弊が出ますが、無くなれば失権します。 例えば子が...

前回は遺族基礎年金についてみていきました。 今回もその続きです。 遺族基礎年金はこの養育費的な性格を持っているということは以前から取り上げています。 その対象となる子は前回も見ていきましたが改めてみていくと ①18歳に達する日以後の最初の3月31日までの...

前回から遺族年金を見ています。 今回は国民年金です。 国民年金の遺族年金は遺族基礎年金と呼ばれます。 そしてこの遺族年金はこの養育費的な性格を持っています。 まずは受給権者を見ていきましょう。 まず第一順位者は「妻」です。「夫」ではありません。遺...

前回は親子の利益相反についてみていきました。 今回から遺族年金についてみていこうと思います。 所謂公的年金において、大きく分けて3つの遺族年金があります。(共済年金は公務員等の特殊な職業の年金ですのでここでは省きます) 国民年金における遺族年金 厚生...

前回は親子の利益相反についてみていきました。 今回もその続きです。 前回紹介した事件で最高裁は「親権者は子の財産上の地位に変動を及ぼす一切の法律行為につき子を代理する権限を有しその権限を濫用した法律行為を行った場合、その行為の相手方が濫用の事実を知りま...