【名古屋】タグに関する記事一覧
- 2012年04月09日 相続人と遺族の違い160
前回は財産分与について説明しました。 今回はその続きです。 財産分与には様々な性質がありますが、今回は財産関係の清算的な性質から見ていきます。 夫婦の財産は原則別産制ですが、婚姻中に取得した財産でどちらに帰属するか不明な財産は共有であると推定されるこ...
- 2012年04月08日 相続人と遺族の違い159
前回は人格的効果について説明しました。 今回は財産上の効果について説明します。 「財産分与」という言葉を耳にすることも多いかと思われます。 離婚とは婚姻契約の解消です。 婚姻は夫婦別産制が原則でした。しかし夫婦のいずれかに属するか明らかでない財産は...
- 2012年04月07日 相続人と遺族の違い158
前回は有責配偶者からの離婚請求について説明しました。 今回から離婚の効果についてみていきます。 離婚とは婚姻契約の解除であるので、離婚の効果とは婚姻で発生した効果の解消になります。ただその効果の解消は将来に向かっての効力となりますし、婚姻はコミュニティ...
- 2012年04月03日 相続人と遺族の違い154
前回は法定離婚原因について説明しました。 今回もその続きです。 ⑤その他婚姻を継続し難い重大な事由 ①~④に該当しない事由で婚姻を継続できないほどの理由があればこれに該当します。例えば性格の不一致や性の不一致、DV等もこれに該当するでしょう。また婚姻が実...
- 2012年04月01日 相続人と遺族の違い152
前回は悪意の遺棄について説明しました。 今回はその他法定離婚原因について説明します。 ③3年以上の生死不明 3年以上相手方配偶者が生死不明の状態になれば離婚が可能となります。これは単なる行方不明だけでなくその生死も不明な場合に適用があります。確かに相手...
- 2012年03月31日 相続人と遺族の違い150
前回は不貞行為について説明しました。 今回はその他法定離婚原因について説明します。 ②悪意の遺棄 難しい用語が並びますがまず「遺棄」とは婚姻の規定にある同居・協力義務を行わないことで「悪意」とはわざとがあたります。つまりわざと同居協力義務を怠っていると...
- 2012年03月30日 相続人と遺族の違い149
前回は法定離婚原因の一つである不貞行為について説明しました。 今回はその続きです。 さて、不貞行為は浮気等の第三者との肉体関係が該当することは前回説明しました。では夫が強姦を犯した場合その行為は通じ合ったのではないので不貞行為にはあたらないとの夫の主張...
- 2012年03月13日 相続人と遺族の違い132
前回は婚姻障害事由について説明しました。 今回もその続きです。 ②重婚でないこと 婚姻は一人のみとしかすることができません。日本は一夫一婦制ですので当然といえます。誤って後婚の婚姻届が受理されると後婚は取り消しのできる婚姻となります。取り消された効果は...
- 2012年03月11日 相続人と遺族の違い130
前回は婚姻の成立要件について説明しました。 今回はその続きです。 婚姻は適齢年齢に達しなければすることができないとされていますが、仮に不適年齢であるにもかかわらず婚姻届が受理されてしまった場合婚姻自体は成立していないのでしょうか? 実は婚姻が成立して...
- 2012年02月25日 相続人と遺族の違い115
前回は婚姻の効果について説明しました。 今回はその続きです。 夫婦には相互協力義務及び相互扶助義務が存在します。これもある程度当たり前なことですが、相互扶助義務はさらに婚姻費用分担義務を別途定めています。これらについては別の機会で説明していきます。 ...