【司法書士ブログ】タグに関する記事一覧
- 2012年03月15日 相続人と遺族の違い134
前回は重婚について説明しました。 今回はその他の婚姻障害事由を説明します。 ③再婚禁止期間を過ぎていること これは女性のみに適応がある規定です。条文は「女は、前婚の解消又は取り消しの日から6箇月を経過した後でなければ、再婚することができない」とされてい...
- 2012年03月14日 相続人と遺族の違い133
前回は重婚について説明しました。 今回はその続きです。 さて重婚の取消権者に前婚配偶者が含まれ、前婚配偶者の取り消し権行使の前に後婚が離婚した場合、後婚を認めたくない前婚配偶者がなお取消権にこだわった場合結果はどうなるのでしょうか?この事件は最高裁まで...
- 2012年03月13日 相続人と遺族の違い132
前回は婚姻障害事由について説明しました。 今回もその続きです。 ②重婚でないこと 婚姻は一人のみとしかすることができません。日本は一夫一婦制ですので当然といえます。誤って後婚の婚姻届が受理されると後婚は取り消しのできる婚姻となります。取り消された効果は...
- 2012年03月12日 相続人と遺族の違い131
前回は婚姻の成立要件について説明しました。 今回もその続きです。 婚姻の適年年齢に関して未成年者の婚姻には父母の同意が必要となります。父母に親権が有るか無かは関係ありません。父母の一方が同意しないときは他の一方の同意だけで足ります。また父母の一方が知れ...
- 2012年03月11日 相続人と遺族の違い130
前回は婚姻の成立要件について説明しました。 今回はその続きです。 婚姻は適齢年齢に達しなければすることができないとされていますが、仮に不適年齢であるにもかかわらず婚姻届が受理されてしまった場合婚姻自体は成立していないのでしょうか? 実は婚姻が成立して...
- 2012年03月10日 相続人と遺族の違い129
前回は夫婦間の契約取り消し権について説明しました。 今回から婚姻の成立要件について説明します。 まず、婚姻をすることができない事由=婚姻障害事由から説明していきます。 ①婚姻年齢に達したこと 日本の民法では男が満18歳、女が満16歳に達していなければ...
- 2012年03月05日 相続人と遺族の違い124
前回は日常家事の連帯責任について説明しました。 今回は「夫婦別産制度」について説明します。 日本の民法の夫婦の財産の原則は「夫婦別産制」となっています。条文では「夫婦の一方が婚姻前から有する財産及び婚姻中自己の名で得た財産は、その特有財産とする」と定め...
- 2012年03月04日 相続人と遺族の違い123
前回はに日常家事分担義務について説明しました。 今回もその続きです。 日常家事については夫婦の共同財産の処分権も含むことは前回説明しました。 では相手方配偶者の特有財産(夫婦の共有に属しない財産)の処分が有効となることがあるのでしょうか? 事件はこ...
- 2012年03月03日 相続人と遺族の違い122
前回は日常家事連帯責任について説明しました。 今回はその続きです。 この「日常家事」とはどのようなものでしょうか? 前回の例のように食材の購入は日常家事に該当するでしょう。その他として日用品の購入や保険医療教育等の債務や夫婦が共同生活をしていくうえで...
- 2012年03月02日 相続人と遺族の違い121
前回は婚姻費用の分担義務について説明しました。 今回は日常家事連帯責任について説明します。 夫婦の財産は原則別産制となっています。(これについては別に説明します)ですので保証人や連帯債務者にならない限り一方の配偶者が負った債務についてもう一方の配偶者が...