【個人民事再生】タグに関する記事一覧

«Prev1 2 3... 8 9 10... 16 17 18Next»

前回は財産分与について説明しました。 今回は扶養的要素について説明します。 財産分与の法的性質について扶養的な要素もあると言われています。これは未成熟な子がいた場合の養育費とは別に配偶者の立場から請求できるものです。例えば専業主婦が夫と離婚する場合夫に...

前回は財産分与について説明しました。 今回はその続きです。 財産分与には様々な性質がありますが、今回は財産関係の清算的な性質から見ていきます。 夫婦の財産は原則別産制ですが、婚姻中に取得した財産でどちらに帰属するか不明な財産は共有であると推定されるこ...

前回は有責配偶者からの離婚請求について説明しました。 今回から離婚の効果についてみていきます。 離婚とは婚姻契約の解除であるので、離婚の効果とは婚姻で発生した効果の解消になります。ただその効果の解消は将来に向かっての効力となりますし、婚姻はコミュニティ...

前回は有責配偶者からの離婚請求について説明しました。 今回はその続きです。 前回の例で離婚請求を認めた最高裁の内容はどのようなものだったのでしょうか? 一部抜粋ですが「夫婦の別居が両当事者の年齢及び同居期間との対比において相当の長期間に及び、その間に...

前回は法定離婚原因について説明しました。 今回もその続きです。 ⑤その他婚姻を継続し難い重大な事由 ①~④に該当しない事由で婚姻を継続できないほどの理由があればこれに該当します。例えば性格の不一致や性の不一致、DV等もこれに該当するでしょう。また婚姻が実...

前回は法定離婚原因について説明しました。 今回もその続きです。 ④回復の見込みのない強度の精神病 これはそれまでの離婚原因と異なりどちらかに有責がある訳ではないけれども離婚を請求できる点が特徴だと言えます。この規定は戦後にGHQの関与の元により付け加え...

前回は法定離婚原因の一つである不貞行為について説明しました。 今回はその続きです。 さて、不貞行為は浮気等の第三者との肉体関係が該当することは前回説明しました。では夫が強姦を犯した場合その行為は通じ合ったのではないので不貞行為にはあたらないとの夫の主張...

前回は婚約について説明しました。 今回から「離婚」について説明します。 婚姻の解消原因はいくつかありますが、たいてい相手方配偶者の死亡か離婚による解消かのこの2つによることが圧倒的でしょう。相手方配偶者の死亡による婚姻の解消には相続が発生します。離婚に...

前回は婚姻の意思について説明しました。 今回は婚約について説明します。 婚約とは将来当事者が婚姻を行うことを約束する合意です。法律上明記されているわけではありませんが、慣習上結納等の儀式があります。また、正当事由のない限り婚約を破棄すると損害賠償責任が...

前回は婚姻の意思の時期について説明しました。 今回はその続きです。 さて、婚姻の意思を有していたが届出時には意識不明となりそのまま亡くなってしまった婚姻届の効力はどのようになるのでしょうか? 前回の例で最高裁は婚姻を前提としているお付き合いを重ねてい...

«Prev1 2 3... 8 9 10... 16 17 18Next»