前回から不定期に株式会社と合同会社の違いをみていくことで会社設立をご検討されている方のご参考となればいいと思って紹介しています。

今回はまず基本的なところからみてい来たいと思います。

まず「会社」とは何ぞや?というところですが、その前の概念として「法人」と呼ばれるものがあります。

私も正直30頃までよくわかっていませんでした。

ではその法人をかみ砕いて表現したいと思います。

ある人の集まりが団体を作り何かしらの活動を行うとします。その活動にはお金もかかれば何かしらの契約も必要になってきたりするとします。その場合団体名で契約することができれば経済活動が容易になってきます。とこのような表現では分かりにくいので、具体例を挙げてみます。

ある団体を例えば4名(A,B,C,D)の者が共同してレストランを開こうとします。4名の者はそれぞれ役割は分担していますが、関係は対等だとします。ちなみにこの団体はそのままであれば民法上「組合」といった関係になり、その関係は法定されていますが、割愛します。さてこのレストランを開業するには店舗を借りて営業しなければならりません。そこで経理総務担当となるBがその契約をするとなると自分の名前で契約しなければならず、他の三人と不公平感が残ります。これはその他によ及び仕入れ担当のCも材料や食器を自分の名前で仕入れなければならず、そのリスクも負うことになります。これでは不便極まりないです。

そこでその団体に自然人(生物学上人として生まれてきたものを法律上こう呼びます)と同じように扱うことで経済活動をより活発化することを目的として団体に人としての権利義務(すべて同じではありませんが)を与える制度を設けました。それを「法人」と呼びます。

会社はもちろんこの法人の一種です。

次回はこの法人と会社、さらに会社の種類まで見ていければと思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございます。



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