エール立川司法書士事務所の萩原です。

 

サッカーワールドカップ、日本はグループリーグ最終戦のポーランド戦に敗れたものの、フェアプレーポイントの差で決勝トーナメント進出を決めましたね。

 

スタメン6人入れ替え、負けている場面での時間稼ぎ戦略など、失敗すれば大批判を受ける可能性があるにも関わらず実行して結果を出した西野監督の采配は、勇気に満ち溢れていると思うのですが、世間は賛否両論のようですね。

 

そもそも開幕前は3戦全敗でグループリーグ敗退という意見も多かったですし、そもそもグループの中でランキングは最下位なところで、決勝トーナメントに行くためにした選択なわけなので、良いのではないかと思うところです。

 

決勝トーナメント1回戦は超強豪ベルギーが相手ですが、昨日の試合でリフレッシュできた選手と、昨日の試合でワールドカップの空気に慣れた選手がうまく融合して何とか頑張ってほしいと応援しております。

 

 

 

さて、個人再生についてご検討中の方からよく頂くご質問として、

 

「個人再生手続中にデビットカードを使うと悪い影響がありますか?」

 

というものがあります。

 

お返事は、

 

「基本的にはありませんが、再生委員からの質問が増えることはあります。」

 

です。

 

 

個人再生のお手続をすると、

借金の金額が、

5分の1(最低100万円)

持っている資産の額

のどちらか高い方まで減る、

という効果が得られます。

 

例えば、

借金の額が600万円

資産価値150万円の車(原則残ローンなし)を持っている

という場合、

 

600万円の5分の1である120万円

資産である車150万円

を比べると、車の方が高いので、

 

この場合は、150万円を

原則3年で分割弁済する

という結論になりますね。

 

毎月の支払額は、

150万円÷36で

4万2000円くらいです。

 

こう考えると、

もともとあった借金600万円のうち150万円だけ払えば

残りの450万円は免除され、かつ車も残せる、

というとてもありがたい制度が個人再生ですね。

 

 

この個人再生を含め、債務整理を始めるとクレジットカードの利用は出来なくなるのですが、クレジットカードとは異なり、与信のないデビットカードの利用はし続けることが出来ますので、あまりキャッシュを持ち歩きたくないという方は日々の支払をデビットカードで行うということも出来ますね。

 

このデビットカードを使って日々の買い物をしても、基本的には個人再生に悪影響はないのですが、デビットカード利用すると、利用の都度、通帳にデビットカードの引落額が載りますので、通帳の中でデビットカードは目立つ存在になります。

 

ですから、あまりにも頻度が多く、デビットカード引落額の合計額を計算すると高額になり、別途提出している家計簿との整合性が取れなくなるような場合は、再生委員の先生からのご指摘事項が増えることもありますので、この点にはご注意頂ければと思います。

 

もちろん、家計簿との整合性が取れていて、かつ、再生計画の遂行に支障にならない程度の使用額なのであれば問題はありませんので、そのあたりにご注意頂きながら便利な制度は使っていただければと思います。

 

 

個人再生について、

ご不明な点やご不安な点が

おありになる方も、

お気軽にご相談頂ければと思います。

 

お気軽にご相談下さい。

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