エール立川司法書士事務所の萩原です。

 

将棋の藤井聡太四段が連勝記録を29に伸ばし、歴代最多の連勝記録になりましたね。

 

ご本人は14歳とは思えない落ち着きで報道陣に対応していますし、謙虚な受け答えでいらっしゃるので、本当に14歳には思えない存在ですね。

 

インタビューで毎回のように仰る、

 

幸運でした

 

が流行語大賞にノミネートされるような気もしてきたこの頃です。

 

 

さて、自己破産についてご検討中の方からよく頂くご質問として、

 

「自己破産の裁判官面接のコツはありますか?」

 

というものがあります。

 

お返事は、

 

「コツというものではありませんが、裁判官の質問をよく聞いて、求められている内容を簡潔に答えることでしょうか。」

 

です。

 

 

自己破産の申立をすると、債務者審尋といって、裁判官から直接申立人側に質問をする面接の機会が設けられますね。

 

多くの裁判所では、事前に事実上のお問い合わせをしてくださり、そのお問い合わせ内容を上申書にまとめて出しておくと、この面接の時の負担が減るのですが、それでも直接裁判官と話す機会があるというのは緊張するものですね。

 

そこで、コツというか、裁判官との面接の心構えですが、イメージとしては、勤務先のものすごい忙しい社長と打ち合わせするときのようなものだ、というものが近いかもしれません。

 

事前に共通の資料である破産申立書の内容はきちんと理解しておき、面接のときは、相手の質問をよく聞き、質問の内容をきちんと理解したうえで、聞かれた内容だけ簡潔に答え、不要な補足説明はしない

 

というのがコツと言えばコツかも知れません。

 

といっても、人生に1回あるかないかのことですし、緊張してうまくできないこともあろうかと思いますが、事前にできることである、破産申立書の内容をきちんと読んでおいて、どこに何が書いてあるということを理解しておくだけでもだいぶ違いますから、少なくともそんな準備をしておいて頂ければと思います。

 

 

自己破産について、

ご不明な点やご不安な点が

おありになる方も、

お気軽にご相談頂ければと思います。

 

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