住宅ローンの借り換えをした後に、住宅資金特別条項付の個人再生をする場合の注意点はありますか？
記事投稿日時：2016年11月11日金曜日
投稿者:エール立川司法書士事務所 カテゴリー: General
エール立川司法書士事務所の萩原です。
WBCを目指す野球日本代表ですが、昨日の強化試合メキシコ戦に７対３で数字上は完敗ということになりましたね。
強化試合なので、結果は二の次ということで良いとも思いますが、途中までノーヒットだった、ということですし、ちょっと心配ですよね。
今日の試合ではまたメンバーも変わりそうですし、良いゲームを期待しましょう！
さて、個人再生についてご検討中の方からよく頂くご質問として、
「住宅ローンの借り換えをした後に、住宅資金特別条項付の個人再生をする場合の注意点はありますか？」
というものがあります。
お返事は、
「借り換え時のお金の流れを細かく聞かれることがあります。」
です。
個人再生のお手続きをすると、
借金の金額が、
５分の１（最低１００万円）
か
持っている資産の額
のどちらか高い方まで減る、
という効果が得られます。
例えば、
借金の額が６００万円
で
資産価値１５０万円の車（原則残ローンなし）を持っている
という場合、
６００万円の５分の１である１２０万円
と
資産である車１５０万円
を比べると、車の方が高いので、
この場合は、１５０万円を
原則３年で分割弁済する
という結論になりますね。
毎月の支払額は、
１５０万円÷３６で
４万２０００円くらいです。
こう考えると、
もともとあった借金６００万円のうち１５０万円だけ払えば
残りの４５０万円は免除され、かつ車も残せる、
というとてもありがたい制度が個人再生ですね。
さらに、個人再生には、住宅資金特別条項を付けることができ、
これを付けると、
カードローンは上記のとおり減額され、
住宅ローンは今まで通り支払って持家を守ることができる、
というさらにありがたい制度です。
この住宅資金特別条項には色々と要件があるのですが、その中でも、住宅ローン債権者が貸しているのが住宅ローンだけだ、ということが大事ですね。
例えば、当初借りた住宅ローンの借り換えをするタイミングでカードローンがあった場合に、そのカードローン分も含めた金額で借り換えをしている場合などは、この要件を満たさないとされてしまうことがあります。
肌感覚によりますと、この点を詳細に検討する場合とスルーされる場合があるのですが、住宅資金特別条項が使えるかどうかの重要なポイントですので、申立をする側としては詳細な説明を求められた場合に備えておくことも肝要ですね。
具体的には、借り換え前の金融機関の返済計画表などが残っていると説明に役立ちますので、このようなものがないか、家の中を探しておいて頂けると助かります。
個人再生について、
ご不明な点やご不安な点が
おありになる方も、
お気軽にご相談頂ければと思います。
WBCを目指す野球日本代表ですが、昨日の強化試合メキシコ戦に７対３で数字上は完敗ということになりましたね。
強化試合なので、結果は二の次ということで良いとも思いますが、途中までノーヒットだった、ということですし、ちょっと心配ですよね。
今日の試合ではまたメンバーも変わりそうですし、良いゲームを期待しましょう！
さて、個人再生についてご検討中の方からよく頂くご質問として、
「住宅ローンの借り換えをした後に、住宅資金特別条項付の個人再生をする場合の注意点はありますか？」
というものがあります。
お返事は、
「借り換え時のお金の流れを細かく聞かれることがあります。」
です。
個人再生のお手続きをすると、
借金の金額が、
５分の１（最低１００万円）
か
持っている資産の額
のどちらか高い方まで減る、
という効果が得られます。
例えば、
借金の額が６００万円
で
資産価値１５０万円の車（原則残ローンなし）を持っている
という場合、
６００万円の５分の１である１２０万円
と
資産である車１５０万円
を比べると、車の方が高いので、
この場合は、１５０万円を
原則３年で分割弁済する
という結論になりますね。
毎月の支払額は、
１５０万円÷３６で
４万２０００円くらいです。
こう考えると、
もともとあった借金６００万円のうち１５０万円だけ払えば
残りの４５０万円は免除され、かつ車も残せる、
というとてもありがたい制度が個人再生ですね。
さらに、個人再生には、住宅資金特別条項を付けることができ、
これを付けると、
カードローンは上記のとおり減額され、
住宅ローンは今まで通り支払って持家を守ることができる、
というさらにありがたい制度です。
この住宅資金特別条項には色々と要件があるのですが、その中でも、住宅ローン債権者が貸しているのが住宅ローンだけだ、ということが大事ですね。
例えば、当初借りた住宅ローンの借り換えをするタイミングでカードローンがあった場合に、そのカードローン分も含めた金額で借り換えをしている場合などは、この要件を満たさないとされてしまうことがあります。
肌感覚によりますと、この点を詳細に検討する場合とスルーされる場合があるのですが、住宅資金特別条項が使えるかどうかの重要なポイントですので、申立をする側としては詳細な説明を求められた場合に備えておくことも肝要ですね。
具体的には、借り換え前の金融機関の返済計画表などが残っていると説明に役立ちますので、このようなものがないか、家の中を探しておいて頂けると助かります。
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Posted by: airtachikawa
