借金相談で自己破産を勧められましたが借入先に申し訳なく思います。どうしたら良いですか?
記事投稿日時:2014年08月02日土曜日
投稿者:エール立川司法書士事務所 カテゴリー: General
エール立川司法書士事務所の萩原です。
先週末に引き続き、今週末も各地で花火大会が実施されます。
天気がやや心配ではありますが、立川周辺では昭島の花火大会が今日のようですね。
さすがに昭島の花火は事務所からは見えなそうですが、音くらいは聞こえるかもしれないので、音と雰囲気だけ楽しんでみようと思います。
さて、自己破産をご検討中の方からよく頂くご質問として、
「借金相談で自己破産を勧められましたが借入先に申し訳なく思います。どうしたら良いですか?」
というものがあります。
お返事は、
「そのお気持ちだけで十分ではないか、と思います。」
です。
自己破産は借り入れた元金も免除してもらうお手続ですので、
ご相談にお越し頂く方の中には、
苦しい時に貸してくれた恩は忘れてないし、元本も返せないのは申し訳ない
と仰る方も少なくありません。
言葉にして私に仰らなくても、心の中でそう思っておられる方はもっと多いのではないでしょうか。
一方、昨今、債務整理や自己破産が普及し、テレビやインターネットでも比較的ライトなイメージの広告が増えてきたことから、
自己破産をそんなに簡単に勧めて良いのか
という意見もありますよね。
そんな意見を目にすると、
やはり自己破産をするのは悪いことなのか、と思ってしまわれることもあろうかと思います。
しかしながら、債務整理の現場でご相談をお受けしていると、
安易に自己破産を勧める、ということが憚られる程に返済と生活に向き合われて、
あっちを切り詰め、こっちを削り、と自己破産を回避するための行動に取り組まれているという方も少なくありません。
それでも将来を見ると自己破産をして返済の免除を求める方が、今後の生活に資するということであれば、自己破産を検討することは大切な1つの選択肢ですよね。
人の考え方には色々あるので、
周りの人の意見やネット上の意見に影響されることはあろうかと思いますが、
大切な基準は、自分や自分の家族の今後の生活がより良いものになるのか、
ということではないでしょうか。
周りの人の意見やネットの意見は、概ね最終的には自分の今後の人生に対して責任があるものではありませんし、客観的に今の自分の収支状況を見て、このままでは完済が困難だ、と思われるのであれば、自己破産を含めた債務整理を検討することがより良い今後に繋がるのではないでしょうか。
まずは電話、メール、ご来所でご相談頂いて、より良い今後のためにどうしたら良いかを一緒に考えましょう。
自己破産について、
ご不明な点やご不安な点が
おありになる方も、
お気軽にご相談頂ければと思います。
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