エール立川司法書士事務所の萩原です。




ニュースで何度も報道される松井秀喜さんの引退セレモニー、よかったですね。




最後の所属チームでないにもかかわらず、ニューヨークヤンキースという名門球団で引退セレモニーをするということは、




フロント、スタッフ、監督コーチ、選手、ファン、全てに愛されている証拠。




松井さんの人柄がにじみ出る出来事ですね。




野球ファンとしては、少しでも早く指導者姿を見たいと希望します!






さて、個人再生をご検討中の方からよく頂くご質問として、




「個人再生手続で個人再生委員の面談では何を聞かれますか?」




というものがあります。




お返事は、




「主に、今後の支払ができるかどうかについてを聞かれます。」




です。




個人再生手続は、今ある借入れを原則5分の1(最低100万円)に圧縮して、原則3年間の分割払いにするという手続ですが、



手続は裁判所に個人再生の申立をして行います。



東京地方裁判所、東京地方裁判所立川支部で個人再生の申立をすると、全ての申立に個人再生委員が選任される運用になっています。




東京地裁、東京地裁立川支部の場合、個人再生委員は弁護士の先生が選任されるのですが、その役割は、



裁判所に代わって、個人再生の申立をされた方の今後の支払計画の精査をすること




です。




ということで、個人再生の申立をすると、まずは個人再生委員の先生との面談をすることになります。



そこで、この面談で何を聞かれるか、が気になることと思います。



弁護士の先生と話をするなんて、人生にそれほど多くない機会ですし、緊張して、インターネットで色々調べてしまうこともあるでしょう。




では、何を聞かれるか。




私の見たところ、個人再生委員の先生は基本的に「今後きちんと払っていけるか」に注目しています。




面談をして、家計簿を見て、給与明細を見て、という方法で、3年間の長丁場を乗り切れそうかを判断されていると思います。




ですから、申立書を作る時に家計簿をきちんと書いておくと、面談時の質問も減るという良い結果をもたらすことが往々にしてあります。



もちろん、事案によってはこれだけではなく、借入の理由になった事情が除去されているか、や持っている資産についてなど聞かれることもありますが、



メインは支払可能性についての質問です。



ということなので、面談において、こちらの言い分を妥当だと判断して頂くためにも、しっかり家計簿を作って申立をすると良いのではないかと思います。



裁判所に提出する家計簿の書き方などについても、当事務所でサポートさせて頂きますので、書き方が分からなくても大丈夫です。




個人再生についてご不明な点やご不安な点がおありになる方もお気軽にご相談頂ければと思います。





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