エール立川司法書士事務所の萩原です。




4月から自動車の自賠責保険料が値上げするそうです。



報道によれば、自賠責保険の支払いが増加している、というのが値上げの理由だそうですね。



車検のときに一緒に取られてしまうので若干目立たないですが、



普通乗用車はまだしもトラックなどをお持ちの方には比較的大きな実質増税ですね。



自賠責保険は人身事故にしか適用がないので、保険収支が赤字になるということは重大事故が増えているということでしょう。



次の見直し時には自賠責保険料が下がるように皆さん安全運転をしましょう。








さて、自己破産をご検討中の方から良く頂くご質問として、




「自己破産申立時に提出する家計簿がつけられそうにありません。どうしたらいいですか?」




というものがあります。




本日のヤフートピックスに、「家計簿長続きさせるさせるには・・・挫折しない3つのコツ」という記事が載っていました。




我々は、自己破産や個人再生の申立時にご相談者様に家計簿の提出をお願いしているのですが、



なかなか家計簿をつける習慣があるという方はいらっしゃらないので、



この家計簿をつけるという作業にどうもとりかかれないという方も多いと思います。




そんな方にピッタリの記事がありましたので、読んでみました。




記事の元になっているのは、ファイナンシャルプランナーの方ですね。




記事によると、3つのコツとは、


1、レシートをため込まない

2、あまり細かく分類しない

3、金額の端数を気にしない


の3点だそうで、少なくとも3日に1度の頻度でつけるようにし、



生活のリズムの中に「家計簿をつける」を組みこむことにより習慣化することを推奨しておられます。



最近は、ネット上にも家計簿作成支援ソフトやアプリがあるようなので、これらを使ってみるのもよいことですね。




自己破産の申し立ての際に裁判所に出す家計簿も上記3つのコツを意識して付けて頂ければと思います。



この家計簿も裁判所によってはきちんと裏付け証拠を求めることがあったり、



大雑把に書いていると詳細を聴取したり、



と最近の傾向は厳格化に向かっています。



自己破産における家計簿は支払不能か否かを判断する材料として重要なものですから、そもそもきちんとつけなければならないですね。



食費 30,000円



ならまだしも、



電話代 10,000円



など、レシートや請求書を1枚見れば1円単位で書けるような費目まで大雑把にしてしまうことはあまり賛成致しません。




お手間なことをお願いしてはおりますが、今後のスムーズなお手続きのため、と前向きに考えてご協力頂ければありがたく思います。





自己破産のお手続についてご不明な点やご不安な点がおありになる方もお気軽にご相談頂ければと思います。


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