エール立川司法書士事務所の萩原です。




メジャーリーグ ボストンレッドソックスの松坂大輔投手が右肘の手術から復帰して2回目の登板だったそうです。




6回3失点と数字をみると上々の出来なのですが、打線の援護なく2敗目。残念ですね。




ご本人のコメントで、「内容も大事だが、結果がすべて。」というものがあります。




プロ意識の高さを感じますね。




プロ野球選手ならずとも、「過程も大事だが、結果がすべて。」という業務が我々にもありますので、「やっぱりプロ野球選手は意識が高いなあ。」という他人事な感じはしません。




次回登板での松坂投手の復帰後初勝利を願って応援したいと思います。






さて、債務整理をご検討されている方からよく頂くご質問として、





「債務整理の依頼時に借入理由を細かく説明する必要はありますか?」




というものがあります。




お返事は、




「概要は少しお伺いしますが、最初のご相談時には1から10まではお伺いしません。」




です。





債務整理のご依頼にあたり、ご自身の借入事情を振り返って確認するというのは、大事な作業です。




このような文字を並べると、「ああ、怒られる。。。」と思われる方も多いとお聞きしますが、



私は、過去の借入事情を振り返ることは、



借入の必要があったのはなぜなのかを確認することで、今後は借入がなくてもやっていけるのかを確認し、借入がなくてもやっていくのだ、と決意するために必要だ、と思っています。




ということで、私はこれまでのご相談者様の借入事情について小言的なものはほとんど言っていないと思います。




それよりも、




今後、借入できなくなりますが、収入の範囲内で生活をしていけますか、という点をよくよく確認しています。





もちろん、ご依頼をお受けした内容が自己破産や個人再生の場合は、借金の全部または一部のカットを求めるために裁判所等へ借入事情の説明をする必要がありますので、ご依頼をお受けした後、借入事情の説明をお願いすることになります。




ですが、「では、自分でこのA4の紙一枚に文章でまとめてきて下さいね。」ということはしておりませんで、最初は箇条書きなどでも構わないと思っています。



ではどうするかと言いますと、



債務整理の受任通知を出すと、債権者から取引履歴が事務所に届きますので、その取引履歴を見ながら、私とご相談者様とで、




「この時期、結構立て続けに借入をしていますが、何かありましたか?」



「ああ、そういえば・・・」



という感じでいつも借入事情をまとめていっています。




つまり、ご相談者様が自分一人で1から10まで書かなければならないわけではなく、我々も借入事情をまとめるお手伝いをさせて頂いております。




「全然書けません。先生まとめておいて下さい。」というのは困ってしまいますが、きれいに文章にまとめて頂かなくてもまずは大丈夫です。ご安心ください。




借金の話に限らず、



他人に強制されたからではなく、少しでも自発的に過去を顧みる



ということを行うことは、人生のより良い今後につながるのではないかと思っております。




相談に行くと借入事情を事細かに聞かれそうだ、とご心配の方もそんなことはありませんので、お気軽にご相談頂ければと思います。






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