エール立川司法書士事務所の萩原です。




今日からゴールデンウィークですね!



今年は間に平日が二日入りますが、有給などでつなげてずっと休みにされる方も多くいらっしゃると思います。



今年は格安航空会社LCCが登場して、遠くへ安く行けるようになったので、LCCが就航している地域にこれまでなかなか行けなかった方々が旅行へ行くのではと予想されています。



飛行機であれば渋滞もしませんし、旅行先での移動もタクシーや公共交通機関などを利用して地元にお金が落ちるのでよいことかもしれませんね。




日頃のお勤めの疲れを癒される方、



家族サービスに邁進される方、




いずれにしてもゴールデンウィークを満喫してください。







さて、先週と今週は毎日のように外出をしていました。




主に乗っているのはJR中央線なのですが、電車内の窓上広告を見ていると、




右から、アコム、モビット、プロミス、シンキ、




そして、ドア上の映像広告はレイク




と消費者金融の広告がかなりの割合を占めていました。




地下鉄や私鉄では、



右から、A事務所、B事務所・・・・・



と債務整理事務所の広告が多いのとは対照的ですね。





消費者金融業界では、




「グレーゾーン金利時代に膨らんだ規模をシェイプアップして、過払い金さえなくなれば、健全な経営ができる。」




と考えていると思います。




そのためにも広告には今のうちから力を入れて、新規顧客獲得を進めていきたいということなのでしょう。





そして、それができるのは、銀行の支援が受けられる銀行傘下の消費者金融のみでしょうか。




上記に挙げた広告を出している消費者金融はいずれも銀行傘下の(レイクはすでに新生銀行本体が貸付をしていますが、)消費者金融です。





一方、銀行の支援を受けられない独立系の消費者金融は、過払い金の支払を乗り切れるかどうか微妙なところです。





また、私達が行っている債務整理も、




「過払い金がなくなるので、過払い金を使った一括払いの任意整理ができなくなる。」



に止まらず、



「今後も今まで通りに将来利息なしの任意整理ができるかどうかよく見極めなければならない。」



という影響が出るような気がします。




これまでは、消費者金融側も「グレーゾーン金利で貸し付けをしていた」というちょっとした後ろめたさから将来利息なしの任意整理に応じていた、ということは少なからずあると思います。




それが今後は、どこの会社も「うちは利息制限法内の貸付だ。法令を順守している。将来利息のカットに応じるいわれはない。」と強気の姿勢に出てくることも考えられないことはないですね。




債務整理の中に任意整理という選択肢を残しておくことは、



借入総額が100万円以下である方



借入会社数が1~2社である方




というこれから多くなるである方々にとって有益なことですし、




平日の昼間になかなか裁判所へ行ったりすることができない




という方にとっても有益なことです。




ということで、消費者金融の皆様にはこれからも任意整理に対するご理解をお願いしたいところではありますが、実際のところ、個人再生と自己破産、特に個人再生に頼ることが多くなるような印象です。




立川の裁判所の個人再生の申立件数をみていると、それほど増えていないなあ、という印象ではありますが。。




ご自身が今借りている業者が債務整理をするとどのような対応になるのか、についてご不安な点がおありになる方もお気軽にご相談頂ければと思います。



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