エール立川司法書士事務所の萩原です。




昨日は、以前、当事務所でアルバイトをしてくれていた方が事務所に遊びに来てくれました。



小さいとはいえ、一応組織なので、人の入れ替わりは避けて通れませんが、辞められた方も気軽に遊びに来られる事務所でありたいと思っています。







さて、本日の報道によれば、求職者支援制度の職業訓練を受けている生活保護受給者が特にこれといった理由なく訓練を受けなくなった場合、生活保護を打ち切ることが検討され始めたそうです。



生活保護受給者は、


過去最高の205万人を超えて、



保護費も、



3兆円を超えている




ので、一定の歯止めは必要という議論が出てくるのは致し方ないような気はします。




厚生労働省の言うように、



「稼働能力があるのに生活保護に頼り続ける」



のは確かに望ましくないですが、給付を続けるか止めるかの線引きはなかなか難しいようですね。



ただ、生活保護は、ご高齢の方など就労が困難な方は別として、就労世代の方にとっては、



生活を立て直すために一時的に受給を受けるセーフティーネット



であるべきで、恒久的に受けるのではなく、一定期間が経過したら、卒業して頂くようなハンドリングが行政に求められているのではないでしょうか。



保護費がどんどん膨らんでいくと、やはりまた水際作戦で生活保護の入り口が狭まる方向に進んでいってしまうような気もします。




必要なときに必要なだけ



そんな制度運用になるといいなと思います。





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