エール立川司法書士事務所の萩原です。



本日は朝から登記の用事で八王子へ行ってきました。



朝の中央線は久しぶりだったのですが、下りとはいえ、やはり通勤時間帯は電車が遅れ気味ですね。



ということで、次の予定ギリギリの時間に事務所に帰ってきました。



月曜日なので、気合いを入れて今週も頑張りましょう!





さて、報道によると、10月1日から新生銀行が、



傘下の消費者金融レイク(新生フィナンシャル)



のブランドを利用して消費者向け融資を始めましたが、これについて他社からの反発が続発しているそうです。





貸し手が消費者金融から銀行に代わると何が違うのか。




そう、総量規制がかかりません。





銀行は独自の審査を行い、その顧客に返済能力があると判断すれば融資をすることができます。




一方、消費者金融は「総量規制」をかけられていますので、原則として収入の3分の1を超える融資はできません。




銀行には総量規制の適用がないから、思い切った貸付も可能で、消費者金融はどんどん銀行に顧客を奪われるおそれもありますから一層不満の声があがっていくのですね。




新生銀行の役員さんは、




「年収の3分の1を超える融資はリスクが高いから、そのような層は主な顧客としては想定していない」




と仰っていますが、他の新興の銀行では、




消費者金融のオマトメローン




と題する商品が増え始めていますね。




ということは、やはり、現在消費者金融での借入が多い方は銀行の顧客ターゲットになりうるということでしょう。




個人的には、





総量規制の理念は



「多重債務に苦しむ人たちの救済」



だったはず。



であれば、少なくとも消費者向けローンを展開する会社は全て総量規制の理念を意識すべきだ



と思います。





今後、消費者向けローンに大きく進出してくる銀行が、第二の消費者金融にならないことを祈っています。




銀行のオマトメローンを利用する前に、債務整理もちょっとだけ検討してみて頂けるとありがたく思います。






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