自己破産をすると借入の理由も公開されますか?
記事投稿日時:2014年07月29日火曜日
投稿者:エール立川司法書士事務所 カテゴリー: General
エール立川司法書士事務所の萩原です。
先日のニュースによると、節約のためには家計簿を付けるよりもSNSで食日記を付ける方が効果があるとのことですね。
食日記は、その日に食べたもの、金額をSNSで公開する、というものだそうで、
家計簿は付けなくてもだれにも見られない
SNSは全世界が見ている
ということで、意識がかなり変わるようですね。
なかなか自分の気持ちだけでは節約志向に頭が切り替わらない場合は、ツイッターなどのSNSでアカウントをひとつとって、食日記、付けてみてはいかがでしょうか。
さて、自己破産をご検討中の方からよく頂くご質問として、
「自己破産をすると借入の理由も公開されますか?」
というものがあります。
お返事は、
「借入理由は一般公開されません。」
です。
自己破産をしたことについては、官報に掲載されることにより公開される、
というのはそのとおりなのですが、
自己破産に至る具体的な事情、すなわち借入の事情についても公開されるのか、
という点が気になる方もいらっしゃることと思います。
自己破産は、返済が困難であるすべての場合に認められるものではなく、
裁判官にも分かりやすいように、
このような事情で借入が増えて、このような事情で返済が困難になった
という事情をまとめて、陳述書にして提出することになりますね。
この陳述書にまとめた借入事情は、ほとんどの方があまり人の目に触れさせたくはないものなのではないでしょうか。
ですから、この部分については一般公開はされることなく、利害関係がある人のみが裁判所で閲覧謄写ができるという制度になっていますね。
利害関係がある人の代表例は債権者ですので、お借入がある相手方には陳述書の内容が知れてしまうことはありますが、少なくとも官報などに一般公開されることはありませんので、この点はご安心頂ければと思います。
なお、裁判所に提出する借入事情の作成も、自分一人でしなければならないものではなく、我々もお手伝いしながら、お忙しい裁判官にも分かってもらえるようにまとめていきますので、
借入事情の作成なんて大変だ、できない
とご心配に思われる方もまずはご相談頂ければと思います。
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