エール立川司法書士事務所の萩原です。




世間では早くもUターンラッシュが始まるようですね。




私は昔からお盆に行くところも県内の近場ということもあって、季節物のラッシュとは無縁でしたので、その大変さがイメージしにくいのですが、




どちらかといえば、動いていない感の強い自動車の渋滞よりも混んでいる電車を選択したいように思います。




車で帰省される方は、精神衛生にも留意して安全運転でお休みを楽しんで下さい。






さて、ここのところ何件か頂いたご質問として、





「債務整理を依頼中の法律事務所が解散しました。どうしたら良いですか?」





というものがあります。




お返事は、




「待っていると後任の事務所を紹介してもらえると思いますが、早めに債務整理を進めたい場合は改めて別の事務所にご相談下さい。」



です。




昨今、主要人物の健康不良や弁護士会、司法書士会からの懲戒処分により、事務所を解散、閉鎖してしまう、という例も増えてきました。





このような場合、依頼中のご相談者様の事案はどうなるのか、といいますと、弁護士会や司法書士会から後任事務所が紹介されるのが一般的のようです。




後任事務所に頼むメリットは、これまで頼んでいた事務所に払った費用をある程度は考慮してもらえることがあること。



デメリットは、後任事務所も一度に大量の事案を受けることになるために、どうしても事案がなかなか進まないということ。





改めて別の事務所に頼むメリットは、その別の事務所が一度に大量の事案を受けるわけではないので、通常のスピードで事案が進んでいくこと。



デメリットは、改めて事務所に費用を払う必要があること。





という検討材料をもとにどうするかご判断頂ければと思います。




なお、任意整理や個人再生など、今後支払いをする手続の場合は、時間が経つにつれて、債権者の計算では利息や遅延損害金が増えていきますので、




なかなか事案が進まないことには、交渉の難航化や返済額の増加、訴えられるリスクの増加など、今のところ表面化しないデメリットもあろうかと思います。




返済が止まっているため、表面化しないにしても、事案が停滞してしまうデメリットはありますので、債務整理は早め早めに手続を進めていくことが肝要ですね。





債務整理についてご不安な点やご不明な点がおありになる方もお気軽にご相談頂ければと思います。





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