エール立川司法書士事務所の萩原です。




オリンピックも閉会式まで終わり、本日のヤフートピックスには、「オリンピック名言集」なるものがアップされていました。





個人的には、やはり競泳メドレーリレー後の松田選手の






「康介さんを手ぷらで帰すわけにはいかない」





がグッときた言葉の金メダルです。





個人競技に見えても、選手を支えるスタッフや切磋琢磨する同競技の他の選手があればこその大舞台ですから、すべての競技がチームスポーツなのだ、ということをこの言葉から学んだ気がします。





選手のみなさんの美しい姿に感謝感謝。




オリンピックをきっかけにいろいろな競技が注目されると思いますので、学生の皆様がオリンピックで知った競技をやってみよう、と思って行動すれば素晴らしいことですね。




レスリングはやはり日本は強いですし、




ボクシングもオリンピック種目でしたし、




アーチェリーもメダルを取りましたしね。




いろんな競技の競技人口が増えると嬉しいと思いました。







さて、過払い金請求をご検討中の方からよく頂くご質問として、





「過払い金があることがわかったので、自分で交渉してみようと思いますがどう思いますか?」





というものがあります。






お返事は、





「ご本人で交渉をすると、裁判前は特に消費者金融からの減額要求が大きいようなので和解にあたってはよくご検討下さい。」




です。





消費者金融にとって、過払い金は経営を圧迫しているものです。




ですから、なるべく少ない金額で和解をして終わらせたい、というのが先方の考え方だと思います。




そんな過払い金の返還交渉に、判例の動向などを逐一チェックしていたりする我々のような者が出てくるよりも、



今回が過払い金請求が初めてで、今後はおそらく過払い金請求をする機会のない、というご本人が直接交渉をしている場合、




消費者金融によっては、本人が交渉をしている場合は代理人がついている場合よりも和解のスタートラインが低い、ということがあるようです。




具体的には、代理人がついていたら60%からスタート、本人だったら50%スタート、訴訟になるまでこのラインは譲らない、などなど。




もちろん、ご本人の中にも交渉力がある方がいらっしゃると思うので一概には言えませんが、おそらく消費者金融の内部ではこのような基準はあるような気がします。




大体の場合は和解交渉を切り上げて、裁判に持ち込めば和解の金額は上がってくるのですが、



簡易裁判所でご本人が原告席に座って過払い金の裁判をやっておられるというのはあまり目にしませんので、やはり裁判というとハードルが高いのかもしれません。




ご自身で交渉してもどうしても和解額が上がらない場合は、




過払い金マニュアルのような本を買ってきて、ご自身で裁判をやってみる




代理人を頼む




という次のステップがあります。




ご自身で裁判を起こされる場合は、手間の問題と裁判手続に対するストレスの問題がありますし、



代理人を頼む場合は、報酬というコスト面の問題がありますね。





そのあたり、どうしようか、とお悩みの場合は、一度ご相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。




さすがに訴状の書き方などをイチからご案内するわけにもいきませんが、取引履歴を見せて頂ければ、消費者金融側の主張として出てきそうな論点や代理人として交渉した場合の大体の和解金額の見込みなどはお伝えできると思います。




そういった情報を仕入れて頂いて、今後、どうやって和解交渉を進めていくかの検討材料にして頂ければと思います。





過払い金請求についてご不安な点やご不明な点がおありになる方もお気軽にご相談頂ければと思います。




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